第56回中部建築賞を受賞「森の端オフィス」
「森の端オフィス」(建築主:ヒダクマ、設計者:ツバメアーキテクツ+ chidori studio、構造設計:円酒構造設計、施工者:田中建築)が、第56回(令和6年度)中部建築賞を受賞しました。
この賞は、中部建築賞協議会が主催し、中部圏域の地域社会の発展に寄与し、かつ「持続可能な社会」を目指すという時代の要請に対応し、地域と環境に根ざした優れた作品に対して、その功績を讃え、賞するものです。第56回の審査員長は建築家の乾久美子氏が務めておられます。
本年度応募総数95点のうち、3部門それぞれ入賞・入選作品が選ばれ、「森の端オフィス」は、一般部門B・入選となりました。2024年12月26日には愛知県名古屋市内で表彰式が開催され、ヒダクマから岩岡が参加しました。
審査員のコメントより、広葉樹の形状を活かしながらスライスした材を組み合わせたトラス構造、施主、設計者、施工者が楽しみながら広葉樹の可能性を切り開いている様子や、持続可能な日常を目指し、材料の調達から突き詰めた建築であることなどが評価された点です。
これまでもたくさんのつながりをつくってくれている「森の端オフィス」。中部建築賞でも新しい出会いや交流の機会をいただくことができました。森の端オフィスに関わってくれている皆さまに感謝申し上げるとともに、これからもたくさんの人々に訪れてもらえたらと思っています。