《Branch》森に佇む枝たちを主役に - Hidakuma Furniture
Branch
家具には用いられないような枝や中低木にフォーカスした「Branch」。
枝や若木の樹皮の質感と、自然が描く三次元の曲線をそのまま活かした馬脚です。
野性味あふれる枝に、飛騨の職人が削り出した直線的な旋盤の脚を組み合わせることで、森の躍動感とシンプルなプロダクト感を調和させました。
接合部の金属パーツは強度と安定感を担保し、デザインのアクセントにも。
ひとつとして同じ形はなく、森の風景をそのまま切り取ったような佇まい。
女性でも持ち運びしやすい重さを目安に設計し、天板をしっかり支える安定感も備えています。
【Branch 製品情報】
- 樹種:エゴノキ・タカノツメ・クリ・ウワミズザクラ・コシアブラ・ヤマモミジ・カツラなど(無垢材)*その時々の森の様相により異なります。
- 仕上げ:無塗装
- 設計・製作ディレクション:ヒダクマ
- 製作:浦谷家具製作所、内藤工業
- 木材調達:安江 悠真
- サイズ(mm):W700 × D420 × H700(1脚分)
- 重量:約8.5kg(1脚分)
- 納期(目安):約5ヶ月
- 料金:163,900円(税込み)
- 送料:別途送料がかかります。配送地域により料金が異なります。
- 配送方法:飛脚宅配便
ご注意:
※本商品は2脚セットでの販売です。
※納期は目安の期間よりも長くなる可能性があります。つきましては納期の目処をメールにてお伝えします。
※ヒダクマでは、構造上問題のない節や木目をそのまま活かして製作しています。無垢材のため、一点ごとに木目や色味、節の表情が異なります。それぞれ異なる木の表情をお楽しみください。
※枝はその時々に森にあったものを独自の方法で乾燥から加工を施し、製作します。
※購入サイト近日公開予定
森に佇む枝たちを
広葉樹の森を歩くと、家具の材料となるような大きな木だけでなく、小さな木々や枝が織りなす豊かな風景に出会います。「森を丸ごと活用するなら、こうした中低木も主役になれるのではないか」そんな問いが、今回のプロジェクトの始まりでした。
注目したのは、若木や枝が持つ樹皮の経年変化の速度。老齢の木は皮が風化し剥がれやすいのに対し、若木や枝は皮が締まっていて、剥離しづらい性質を持っていることに気づきました。地域の方からも「若木の樹皮は締まっている」という知恵を教わり、樹皮の質感や表情をそのまま活かしたものづくりにトライしました。
有機的な枝と職人の手による旋盤加工の直線
三次元的に曲がる枝は、ありのままでは情報量が多く、加工も困難です。今回はあえて「有機的なものを最低限の加工で扱う」というアプローチを選びました。枝には「長さを切る」「一方向に割れ目を入れる」という最小限の処置のみを施し、自然の造形美をそのまま残しています。
この野性味あふれる枝に対し、対照的にシンプルな脚を旋盤加工で組み合わせました。自然物と職人の手仕事が共存することで、視覚的な情報量を整え、全体の印象をバランスのある雰囲気に。また、構造をシンプルに保ちながら強度を確保するため、接合部には金属パーツを採用。イレギュラーな形の強度試験を岐阜県生活技術研究所の皆さんにお願いし、自然の魅力と実用性を兼ね備えた形が完成しました。
Branches and legs
枝はその時々に森にあったものを独自の方法で乾燥から加工を施し、お届けしていきます。家具に用いられる樹木に混ざって、森の風景を作っている枝の形状や樹皮の模様は、シンプルな形状の脚に対し、より個性的に見えていきます。重量も女性がひとりでも持ち上げられる重さを目安にしながら天板を支える安定感のある重さを目指しました。
枝から曲がり木へ
飛騨の森の風景をそのまま届けていく曲がり木センターの取り組みはまだ始まったばかり。この地域でこうした有機形状に挑んでいく職人の輪を広げるためにも、再現性のあるものづくりを反復することで技術力が蓄積されていくといいなという想いをこのプロダクトに込めています。まずは枝の有機形状に触れ合うことから始まって、ゆくゆくは大きな風景に関わり、より森の姿が人に思い出されるものになっていくと良いなと思います。






