限りなくマテリアルに近い、船場本社オフィスエントランスの曲がり木家具

With 株式会社船場

Overview

都市と森をつなげるエシカルな流通

2022年から「Good Ethical Company」をビジョンに掲げ、サプライチェーン全体で社会課題の解決を目指している株式会社船場の東京オフィスエントランスの曲がり木家具。どこが幹でどこが根かも分からないほどユニークな形状を持ったミズメの曲がり木は、家具でありつつ限りなくマテリアルに近い状態で、原木は船場が自ら視察した伐採現場から調達したものです。このプロジェクトで、ヒダクマは地域のプレーヤーと連携し、原木調達から加工までを担当。オフィスを訪れる人々は、この家具に腰掛けたり、荷物を置いたり、ふと鏡面ベースプレートに映る曲がり木の裏側に目を奪われたりしながら、丸太の流通拠点である土場(どば)を再現したこの家具を起点に、飛騨の森とつながります。さらに加工を施すことを想定したこの家具は、都市と森をつなげるエシカルな流通拠点といえるでしょう。

Project

What we did プロデュース・設計・製作ディレクション
Credits クライアント:株式会社船場
家具デザイン:株式会社船場、ヒダクマ
木材調達・コーディネーション:柳木材、志田 岳弥(ヒダクマ)
家具設計製作・家具製作ディレクション:岩岡 孝太郎・浅岡 秀亮(ヒダクマ)
製作:ひだザイの加工所、浅岡 秀亮・門井 慈子・黒田 晃佑(ヒダクマ)
ベースプレート・脚製作:有限会社M.D.F
構造アドバイス:円酒構造設計
Period 2022年7月~9月

Viewpoint 株式会社船場 神戸 暁さんの視点

神戸 暁
Akira Kanbe
株式会社船場
執行役員 エシカルデザイン本部長 兼 ゼロウェイスト推進室長
一級建築士

「自然の造形美には敵わないな。」

柳さんの土場でミズメの原木に出会った時、プロジェクトメンバー全員が同じ気持ちになったと思います。本社オフィスにエシカルデザインを象徴する家具をつくるため、有志のデザイナーが集まり始めたプロジェクトですが、事前に用意していたアイデアは白紙に戻し、飛騨の森の感動を都市に届けるというコンセプトで再起動しました。

ただ人に合わせるばかりではなく、もっと自然に寄り添う発想から、新たな価値を創造できないか。見る人にこの問いを語りかける唯一無二の家具としてデザインしています。

眺めたり、撫でたり、座ったり、登ったり…家具の用途は決めていません。数百年以上前から、森の記憶を刻み続けたミズメの魅力を、是非、船場のオフィスに体感しに来てください。

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