森の色を集めてクレヨンにする。
Overview
木材の新しいカスケード利用、木の粉から顔料を作る。
森のクレヨンは2021年に林野庁主催で行われたイベント、「wood change camp」でクリエイティブユニットのplayfoolが発表した、「Forest crayons」を元に株式会社フェリシモによって商品化されました。
ヒダクマは、プロトタイプ製作のサポートから大量ロット生産のサポートを行いました。
カラフルな色合いのクレヨンは、粉末になった木から作られています。色の豊かさは、森の生態系の豊かさを現しているともいえるでしょう。
建材や家具用材のような既存の流通経路を乗り越え、子供達でも手に取りやすい身近な存在のクレヨンが、また新しく森と人との関係を描きます。
Project カラフルな木の魅力を伝える。商品の開発に併走
What we did | 木材コーディネーション |
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Credits | クライアント:株式会社フェリシモ デザイン・製作:Playfool 木材コーディネーション・製作ディレクション:松本剛・黒田晃佑・志田岳弥(ヒダクマ) 製作協力(順不同):ヒダクマ、西野製材所、武田製材所、柳木材、カネモク、及川幹(飛騨市・広葉樹コンシェルジュ)、mizuiro株式会社 画像提供:フェリシモ |
Period | 2021年5月〜2022年6月 |
Viewpoint 株式会社フェリシモ 小倉 志都香さんの視点
生活雑貨事業部 ユーモアグループ
幼い頃に箱根の寄木細工を見て、木の色のバリエーションに驚いたことを今でも覚えています。
今回、個性豊かな木々の色を活かしたアイテムを開発する機会をいただき、あの感動をまた違った形でたくさんの方にお届けできることをうれしく思います。
まるで小枝のようなクレヨンを手に持って「木の色で描く」体験をぜひお楽しみください。