森と向き合い、地域とかたちづくる「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2024-2025」
より良い森の循環と地域の未来に向けた、ものづくりの出発点
「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2024-2025」では、建築家やデザイナー、木製品や木質空間づくりを計画する企業の方々を広葉樹の森へお連れします。森では立木に触れたり見たりしながら、どんな木を使って、どんなものづくりができるかを検討。その場で建築プロジェクトや家具製作に使いたい木をオーダーすることができます。
何十年もかけて成長した木々、それらが織り成す環境には、いつも何か発見があります。そうした場所からものづくりを考えることは、目の前の森、未来の森により良い形で人が関わることとつながるはずです。プロジェクトの関係者やその先の生活者が望めば、出発点だった森をいつでも訪れることができ、森との関わりを実感できるのも、この企画の特徴の一つ。
また、2023年に飛騨市有林がFSC森林認証のFM認証を取得したことにより、「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2024-2025」では、責任ある森林管理によって生産されたことを認められた、日本ではまだ数少ない広葉樹のFSC認証木材として飛騨市産広葉樹をご提供することも可能です。
https://hidakuma.com/column/20240425_fcs/
飛騨地域には、広葉樹に対する豊富な知見と技術と経験を持つ林業・木材事業者、大工、木工職人がたくさんいます。そうした地域において、伐採する立木を選ぶのは伐倒技術を持つ人々であり、丸太を選ぶのはほとんどの場合、製材所や木材問屋に限られています。この企画でヒダクマは、広葉樹という素材生産の現場の最上流である森にみなさんをお連れし、林業に関わる人々や職人と連携しながら、森の循環に関わる様々な人物が一体となったものづくりをお手伝いします。
こんなことができます
- 森から始まるサステナブルな空間・家具づくりを地域一体となって支援します
- 森、土場や製材所でのフィールドワークを通じ、広葉樹という素材をより深く知る機会を提供します
- トレーサビリティが確保された広葉樹のオーダーをお受けします(天然更新する森を見学することも可能)
- 曲がり木をはじめとした通常は流通しない未活用森林資源が調達できます
- 広葉樹のプロフェッショナル達にデザイン、設計、加工の相談ができます
- 日本では数少ないFSC認証木材を調達できます
未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2024-2025の流れ
基本フローと料金のご案内
【基本フロー】
- 飛騨の森・広葉樹についてレクチャー
- 広葉樹活用モデル林でのフィールドワーク&オーダー
- 土場やカフェで相談会
- 広葉樹の伐出
- 広葉樹材の提供・プロジェクト開始
【料金】
◼️1.~3.までの1泊2日プログラム
100,000円(税別)/5名様まで(FabCafe Hidaでの宿泊料金別途)
注意事項
※5名を超える場合は、内容・運営体制が異なります。そのため別途、合宿プログラムとしてお受けいたします(見積もり例:日数:2泊3日、料金:98,000円(税抜き)~/人)。お気軽にお問い合わせください。
※上記料金にはFabCafe Hidaでの宿泊料金および、飛騨までの交通費、その他飲食代などは含まれておりません。
※プロジェクトの内容等によっては、宿泊なしでの1日での実施も可能です。ご相談ください。(別途お見積もり)
※本料金は、4.以降のプロジェクトの発注時、設計費用の一部に充当することも可能です。
◼️4. 以降の伐採現場の見学や広葉樹材の提供・プロジェクト
プロジェクト内容や提供する広葉樹材の量に応じてお見積もり致します。
How to Join
■無料オンライン相談(所要時間:30〜45分):
本プログラムに参加したい方、木の活用に具体的なイメージを既にお持ちの方向けに、無料でオンライン相談を実施しています。実際に森を訪れる前に、ヒダクマの専門スタッフに事前相談を行うことで、森でのフィールドワーク&オーダーから加工・納品まで、プロジェクトの精度を高めることができます。本記事の「お問い合わせ」ボタンからフォームに移動し、ご希望の相談日を記載し、お申し込みできます。ぜひお気軽にご相談くださいませ。
■各種お問い合わせ
本プログラムへの参加は、随時受け付けております。プログラムをより詳しく知りたい方につきましても、「お問い合わせ」ボタンからフォームに移動し、お問い合わせ内容を記入してください。