国産材の活用法を、大胆にチェンジ。クリエイターとの共創開発。「WOOD CHANGE CHALLENGE」
Overview
新素材開発にも成功。
クリエイターと共に見つめ直した森の価値。
国産材の利用拡大に向け、新たなアイデアで国産材の可能性を見出すため実施された「WOOD CHANGE CHALLENGE」(林野庁補助事業、2020年11月〜2021年3月開催)。国産材を活用するアイデアアワードとクリエイターたちによるプロトタイプ制作が行われました。
ヒダクマは木の活用の専門家として、プロトタイプ制作をサポート。未活用だった広葉樹をこれまでにないアイディアで価値に変えてきた経験をもとに、3組のクリエイターチームを支援しました。
小枝や樹皮、森の腐葉土までも活用した素材の開発、家具や建材にはならなかった木、樹皮、朽木などを顔料としたクレヨンなど、これまでにないプロダクトが誕生しました。
Project 森への好奇心を刺激し、木への関心を高めるプロダクト。
What we did | 制作サポート 木材コーディネーション |
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Credits | プロジェクト主催:株式会社ロフトワーク 制作:MULTISTANDARD、Playfool、狩野佑真(studio yumakano) メンター:元木大輔(建築家、DDAA/DDAA LAB代表)、小野 直紀(『広告』編集長/博報堂monom代表/YOY主宰) 制作サポート、木材コーディネーション:浅岡秀亮、門井慈子、黒田晃佑(ヒダクマ) 協力:ひだ森のめぐみ、三嶋和ろうそく店、飛騨職人生活、柳木材 |
Period | 2021年1月〜3月 |
Viewpoint ヒダクマ 黒田の視点
Forest Crayonsは、その土地土地の森が生み出す様々な魅力を見つけて、作って、遊べる体験が詰まったプロダクト。粉にして活用するため、木材だけでなく葉っぱや枝、花も材料になります。
建材や家具用材のような既存の木材の流通経路から解き放たれ、究極のカスケード利用としての可能性に満ちたForest Crayons。
森から届いたクレヨンが性別も年齢も横断して色んな人の手に届いた時、描かれたイメージの中から、次の人と森との関わり方が現れてくることを期待しています。