「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2023-2024」の受付をスタート!

森に入り、立木のオーダーから伐倒、製材、乾燥、加工まで、プロジェクト関係者が森の循環に参加し、地域一体となったものづくりを進める「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹」。広葉樹の伐採シーズンを控え、2023-2024シーズンに向けて本プログラムをスタートいたしました。秋から冬は、広葉樹が水の吸い上げを止めるため、良質な広葉樹材が生産できる「伐り旬」と呼ばれる期間です。この滞在型プログラムでは毎年この季節に、持続可能な広葉樹林業を目指した実践の場である飛騨市モデル林へ皆さんをお連れし、森や木と向き合いながらオーダーを受け付け、未来のプロジェクトに向けた製作相談の場を提供しています。

ブナを中心とした「わさび谷」の森

今年のモデル林は、飛騨市宮川町の「わさび谷」。ブナを中心とした天然林で、ミズナラなども自生しています。そして今シーズンのモデル林からは、日本では数少ないFSC認証木材が調達できます。2021年のモデル林である「ククミカ谷」の付近にあるため、伐採後の森がどのように天然更新するかもご覧いただけます。

「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2023-2024」概要

基本フローと料金のご案内

【基本フロー】
1. 飛騨の森・広葉樹についてレクチャー
2. 広葉樹活用モデル林でのフィールドワーク&オーダー
3. 土場やFabCafe Hidaで相談会
4. 広葉樹の伐出
5. 広葉樹材の提供・プロジェクト開始

【料金】
◼️1.~3.までの1泊2日プログラム: 100,000円(税別)/5名様まで
注意事項
※5名を超える場合は、内容・運営体制が異なります。そのため別途、合宿プログラムとしてお受けいたします(見積もり例:日数:2泊3日、料金:98,000円(税抜き)~/人)。お気軽にお問い合わせください。
※上記料金にはFabCafe Hidaへの宿泊料金が含まれておりますが、飛騨までの交通費、その他飲食代などは含まれておりません。
※プロジェクトの内容等によっては、宿泊なしでの1日での実施も可能です。ご相談ください。(別途お見積もり)
※本料金は、4.以降のプロジェクトの発注時、設計費用の一部に充当することも可能です。

◼️4. 以降の伐採現場の見学や広葉樹材の提供・プロジェクト
プロジェクト内容や提供する広葉樹材の量に応じてお見積もり致します。

森と向き合い、地域とかたちづくる「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹2023-2024」

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「未来の建築プロジェクト向け特注広葉樹」のプロジェクト事例

曲がり木、薪用材、小径木の個性をそのままに。交流型学生レジデンス1F共用部プロジェクト

ヒダクマは、2022年3月1日に開業した交流型学生レジデンス「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」の1F共用部向けに家具を製作しました。同物件は東急不動産株式会社が開発したもので、1F共用部のデザイン監修は株式会社船場が担当。持続可能な循環の仕組みで、様々な社会課題の解決を目指すデザイン「エシカルデザイン」が共用部に実装されています。

豊かな森と農産物との繋がりを表現した、飛騨産直市「そやな」

「飛騨産直市 そやな」(上町農産物直売施設)は、“飛騨いち舞台”をコンセプトに、自然との共生、森と水と全ての恵みの親和性を重視し、生産者や買い物に訪れる人にとっての魅力ある舞台となるような直売所を目指して、2022年7月に開業しました。道の駅アルプ飛騨古川内に移転した新しい空間に、今地域内外から多くの人が訪れ、賑わいを見せています。

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飛騨の森でクマは踊る
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岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17 
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