リサーチ起点のものづくりが描くサステナビリティの好循環とは?「モレラ岐阜」のプロジェクト解説
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あらゆる産業や業種にサステナビリティが求められる時代において、その実践方法は実に様々です。行動指針のひとつとなるSDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標ですが、より良い未来のために個々の取り組みはSDGsの枠組みを超えて継続されることが重要なはず。
ヒダクマは5月24日、ものづくりを通じたサステナビリティのあり方について、実際のプロジェクトの解説を通じて考えるオンラインイベントを開催します。取り上げるのは、岐阜県本巣市の商業施設「モレラ岐阜」の家具製作プロジェクト。本巣市のフィールドリサーチにより家具のコンセプトとデザインを検討し、地域材や未活用材を使った家具製作プロジェクトが、どのようなサステナビリティを内包していたのかをゲストとともに振り返ります。ゲストは、商業空間のプロデュースを手がける株式会社スペース 設計室の上野太凡さん、長谷川滉一郎さん、製作を担当した田中建築 代表の田中一也さん。ヒダクマからは製作ディレクションを担当した門井慈子と材料調達を担当した志田岳弥が出演します。
サステナビリティ推進に具体的に取り組むこと、実践によって得られる学び、そして学びがどのように次のアクションに発展していくのか。サステナビリティという抽象度の高いテーマにおいてどのような実践・発展の好循環があるのか、トークを通じて感じていただけるかと思います。皆さん、お気軽にご参加ください。
こんな方におすすめ
- サステナビリティ推進を担当する企業の方
- 森林資源を活用したプロジェクトを計画・検討している企業担当者
- プロダクトやマテリアルを製造するメーカーの方
- サステナブルな商業空間についてヒントを得たい企業担当者
About the event イベント詳細
開催情報
開催日 | 2023年5月24日(水)16:00~17:15 |
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会場 | オンライン開催(Zoom、YouTube) |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
申込方法 | 本記事の「参加する」をクリックし、フォームからお申し込みください。 |
申込締切 | 2023年5月22日(月)18:00 |
ご注意
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- イベント当日の内容は後日ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
- 申し込みをいただいた方には、ZoomリンクとYouTubeリンクを開催日までにお知らせいたします。
- 当日Zoomの参加者が定員に達し、閲覧できない場合は、YouTubeからご覧ください。
■ 主催:株式会社飛騨の森でクマは踊る
■ お問い合わせ先:
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686
関連コンテンツ
当日のプログラム
16:00~16:05 | イントロダクション 志田岳弥(ヒダクマ) |
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16:05~16:20 | スペースが取り組むモレラ岐阜でのサスティナブルな空間創造 上野太凡(スペース) |
16:20~17:00 | スペース × Hidakuma モレラ岐阜プロジェクト プロセス解説 上野太凡、長谷川滉一郎(スペース) 田中一也(田中建築) 門井慈子・志田岳弥(ヒダクマ) |
17:00~17:10 | Q&A |
17:10~17:15 | クロージング |
Speakers
上野太凡|Takatsune Ueno
株式会社スペース/名古屋本部 設計室 ディレクター
金沢美術工芸大学美術工芸研究科 デザイン専攻 環境デザインコース修了。 建築デザイン会社にてアミューズメント施設を中心に商業建築のデザイン・設計を経験。 商業空間における人と空間の関係性を追求すべく、2008年株式会社スペースに入社。 駅ビルやショッピングモールなど大型商業施設の環境デザインに取り組む。 今日も「明日が、笑顔になる空間を。」夢見て、設計活動中。 https://www.space-tokyo.co.jp/
長谷川滉一郎|Koichiro Hasegawa
株式会社スペース/名古屋本部 設計室 デザイナー
大学・大学院では建築計画・意匠を専攻し、廃ビル改修によるリブランディングや移動式屋台のプロダクトデザインなど多様な実施プロジェクトに従事。新卒で株式会社スペースに入社し、設計室にて大型商業施設の環境設計や改修計画などを行う。生活の中での小さな心の抑揚が生まれる空間づくりを目指して日々活動している。
田中 一也|Kazuya Tanaka
田中建築/代表
1981年、飛騨市古川町に生まれる。地元の高校を卒業後、岐阜県可児市の小林三之助商店を経て、父が創業した田中建築に入社。無垢の木と広葉樹を扱った一戸建て住宅を得意としている。「体に良い、長持ちする家」がモットー。ヒダクマ創業時より、数々のプロジェクトで共同。FabCafe Hidaの古民家改修工事も主に担当した。https://tanakakenchiku.com/
門井 慈子| Chikako Kadoi
ヒダクマ/森を事業部 森のクリエイティブディレクター
東京藝術大学 美術研究科先端芸術表現専攻修了。空間デザイン会社にてイベント装飾や店舗内装の空間デザイン・コミュニケーション設計を複数経験。人と森の関係性という、時間軸の長いコミュニケーションやそこに生じるコミュニティ創り・価値創造に心を惹かれ、2020年「クマが喜んで踊り出すくらい豊かな森」を目指すヒダクマに入社。クマと一緒に踊るのが夢。
志田 岳弥|Takeya Shida
ヒダクマ/森へ事業部 森のプロデューサー
大学卒業後、国際協力機構青年海外協力隊としてペルーに赴任し、国家自然保護区管理事務局にて環境教育に従事。流通業界紙記者、チリでのサーモン養殖産業に関する取材活動を経て、2020年6月よりヒダクマに所属。マーケティングなどを担当。京都大学理学研究科博士前期課程・生態学研究センター佐藤研究室に在籍。飛騨のヤマメ・イワナを研究中。