
京都大学 飛騨の自然と暮らしのシェア・市民交流会 〜 ポスターセッション



「広葉樹のまちづくり」をはじめ、様々な分野で地域資源を活用した持続可能なまちづくりを推進する飛騨市。この取り組みに関わろうと、京都大学フィールド科学教育研究センターの徳地直子教授を中心とした森林の生態系や、流域、人の暮らしなどに関わる研究者による飛騨市での研究・教育プロジェクトが始まろうとしています。
本プロジェクトでは、飛騨市や京都大学の研究者の皆さん、企業の方が一緒になって、飛騨市の自然と暮らしに関わる自然科学・社会科学の地域のデータを収集。それらのデータを共有・長期的に蓄積し、市民をはじめ多様な人々が生活や産業に活用できるようなプラットフォームの構築を目指しています。
このプロジェクトのキックオフとして、京都大学主催で飛騨市の皆さんとの交流会を開催します。当日は、京都大学から森や生き物についての研究者や、社会学、都市計画、情報を扱う研究者が集まります。飛騨における自然と暮らしの在り方を発見・発掘する活動について、京都大学の研究を紹介するポスターを囲みながらお話します。また飛騨に暮らす方々も実は本プロジェクトの一員です。参加者の皆さんからは飛騨での自然や暮らしの様々についてざっくばらんにお話をうかがう機会にしたいと思います。
地域の自然や歴史、産業、文化、技術など、飛騨のことが大好きな市民の皆さんにぜひ参加してもらいたいイベントです。どうぞお気軽にご参加ください。
(本イベントは、京都大学が飛騨市をフィールドに展開する「地域デザインのためのインクルーシブ・データプラットフォームの構築」プロジェクトの一環として開催します。)
About the event イベント詳細
開催情報
開催日 | 2024年5月19日(日)10:00-12:00 |
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会場 | 飛騨市役所西庁舎3F 大会議室 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 本イベントページの申し込みフォームより受付 |
ご注意
- プログラムは予告なく変更になる可能性があります。
- 当日の様子は撮影を行い、後日京都大学やヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。撮影NGの方は、スタッフへ事前にお申し出ください。
■ 主催:京都大学「地域デザインのためのインクルーシブ・データプラットフォームの構築」プロジェクト
■ 後援:飛騨市 まちづくり観光課
■ 協力:ヒダクマ
■お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局/FabCafe Hida
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686
Program
09:30- | 開場 |
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10:00-10:15 | イントロダクション 徳地 直子 氏(京都大学 フィールド科学教育研究センター森林生態系部門 森林育成学分野 教授) |
10:15-10:25 | 「地域デザインのためのインクルーシブ・データプラットフォームの構築」 についての紹介 近藤 一晃 氏(京都大学 学術情報メディアセンター ディジタルコンテンツ研究部門 准教授) |
10:25-11:25 | ポスターセッション 当日参加する多様な研究者の取り組みを紹介するポスターを囲みながらお話 |
11:25-11:55 | ディスカッション (人数が多い場合はグループに分かれてディスカッションします。) |
11:55-12:00 | 閉会のご挨拶 徳地 直子氏 |
12:00 | 終了 |
Members
徳地 直子|Naoko Tokuchi
京都大学 フィールド科学教育研究センター
森林生態系部門 森林育成学分野 教授
京都大学農学研究科卒業。京都大学農学研究科助手、フィールド科学教育研究センター准教授を経て、現職。専門は森林生態系生態学。森林生態系での窒素の循環に関わる研究をしていますが、そこから派生して私たちの生活と自然の関わりに興味が広がり、所属機関のミッションである森里海連環学-生態系間、生態系と人とのつながり-について考えています。
近藤 一晃|Kazuaki Kondo
京都大学 学術情報メディアセンター 准教授
大阪大学情報科学研究科卒業。京都大学学術情報メディアセンター助教。講師を経て現職。専門は人間計測・画像認識・ヒューマンインタラクション。体験活動の支援・活性化に興味を持つ。フィールド調査活動の記録・利用、およびデータプラットフォーム構築の立場でプロジェクトに関わる。飛騨の自然や暮らしについて様々にデータ収集・提供することで、地域デザインのお手伝いをさせてください。
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当日は飛騨市に京都大学の多様な研究者が集います。
市民の皆さまのお越しをお待ちしております。