
自然との共生を考える「2022 飛騨の家具®フェスティバル」

ヒダクマはメイン会場のメインブース製作(設計:矢萩智+Kamikami)とイベント企画に参加
10月22日〜26日の5日間、協同組合飛騨木工連合会と飛騨の家具フェスティバル実行委員会主催で「2022 飛騨の家具®フェスティバル」が開催されます。
今年は3年ぶりに飛騨・世界生活文化センターをメイン会場とし、飛騨地域の参加企業・団体が一堂に会します。最新の家具を紹介するブースでの展示やイベント、各社のショールームではサブ会場として土日を中心にイベントが行われます。
ヒダクマは本フェスティバルで、メイン会場のメインブースの製作ディレクションを担当。設計を担当する建築家の矢萩智さん(SYA主宰)、KAMIKAMI ARCHITECTSとともに、飛騨デザイン憲章第1条の「自然との共生〜森に生かされ、森を活かす」をテーマに、森の木が家具になるまでの過程を空間で表現します。
さらに、22日には矢萩さんをゲストにお招きし、メインブースができるまでのプロセスを紹介しながら「自然との共生」を考えるトークイベントを行います。23日には、ヒダクマ会長の林千晶と次世代の家具メーカー経営者が、地域におけるものづくりや飛騨の家具フェスティバルの未来を語り合うトークイベントも開催。いずれもハイブリッドで行うので、飛騨まで来ることが難しい方もオンラインで気軽に参加いただけます。
このほか期間中多彩なコンテンツが用意され、飛騨の家具、匠の技術、文化を体感できる「2022 飛騨の家具®フェスティバル」。皆さまのご参加をお待ちしております。
こんな方におすすめ
- 建築空間・店舗空間・内装空間や家具製作を手掛ける企業・建築家・デザイナー・作り手の方
- 飛騨の家具やものづくりに興味のある方
- 木や木工技術に関心のある方
- 持続可能な地域産業や持続可能な地域社会に向けた取り組みに関心のある方
About the event イベント詳細
開催情報
開催日 | 2022年10月22日(土)- 10月26日(水)09:30-17:00(最終日は16:00) |
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会場 | 飛騨・世界生活文化センター(メイン会場)高山市・飛騨市家具メーカー各社ショールーム(サブ会場) |
参加費 | 無料 |
■ 主催:協同組合飛騨木工連合会、飛騨の家具フェスティバル実行委員会
■ 共催:飛騨・世界生活文化センター
コンテンツ盛りだくさんの詳細プログラムは2022 飛騨の家具®フェスティバル公式Webサイトをご覧ください:
https://www.hidanokagu.jp/festival/index.html

森から家具になるまでの過程、素材の変遷を表現したメインブース
Exhibition
家具になる過程で変化する様々な形の木を使って仮設展示し、会期後は本来の家具づくりの工程に戻す、森の循環の過程を見ることができるブースです。森と木と家具と空間の境界をなくし、「自然との共生」を体感していただけます。
■ 展示期間:10月22日(土)- 10月26日(水)09:00-17:00(最終日は16:00)
■ 会場:飛騨・世界生活文化センター
■ 参加費:無料
■ メインブース設計:矢萩 智(SYA主宰)、Kamikami
■ メインブース製作ディレクション:岩岡 孝太郎・門井 慈子(ヒダクマ)

建築家 矢萩智×ヒダクマ 「自然との共生」を感じるテーマブースができるまで
TALK EVENT
「自然との共生」をテーマにしたメインブースができるまでの過程を、建築家の矢萩さんとヒダクマの岩岡より解説します。本空間の魅力を紹介するだけでなく、木というマテリアルの持つ可能性や、飛騨の家具、ものづくりのこれからのあり方を改めて考える機会としたいと思っています。
■ 開催日時:10月22日(土)14:00~14:45
■ 会場:オンライン(Zoom・YouTube)/飛騨・世界生活文化センター メインブース
■ スピーカー(敬称略):
・矢萩 智(SYA主宰)
・岩岡 孝太郎(ヒダクマ 代表取締役社長/CEO)ほか
■ 参加費:無料
■ 申し込み:本ページのイベントフォームより受付
■ 申し込み締切:10月26日(水)18:00(*当初締め切りを10月21日(金)18:00としていましたが、YouTube配信(アーカイブ視聴可)のみ左記期間受付中。オンサイト・Zoomでの視聴は締め切りました)
■ イベント企画:ヒダクマ

林千晶×次世代リーダーが考える「飛騨の家具フェスティバルのこれから」
TALK EVENT
ヒダクマ会長の林千晶と次世代経営者が飛騨の家具フェスティバルのこれからをテーマに語り合うトークイベント。ともに持続可能な地域産業のかたちを考えます。飛騨地域にある可能性とは何か。地域を牽引するリーダーや、作り手、そしてこの町で暮らす人々が、自然と地域内外とどのように関わり合いながら、産業や文化を育んでいけるでしょうか。国内外のデザインプロジェクトに知見を持つ林千晶とともに、飛騨の家具メーカーの次世代経営者たちがこれからの家具や家具フェスティバルの未来についてざっくばらんに語り合います。
■ 開催日時:10月23日(日)15:30~17:00
■ 会場:オンライン(Zoom・YouTube)/飛騨・世界生活文化センター メインブース
■ スピーカー(敬称略):
・林 千晶(ヒダクマ 取締役会長)
・北村 卓也(日進木工株式会社 代表取締役社長 / 飛騨木工連合会 副理事長)
・岡田 明子(飛驒産業株式会社 代表取締役社長)
・柿下 孝司(株式会社柿下木材工業所 代表取締役)
■ 参加費:無料
■ 申し込み:本ページのイベントフォームより受付
■ 申し込み締切:10月26日(水)18:00(*当初締め切りを10月21日(金)18:00としていましたが、YouTube配信(アーカイブ視聴可)のみ左記期間受付中。オンサイト・Zoomでの視聴は締め切りました)
■ イベント企画:ヒダクマ
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トークイベントへの申し込み
10月22日・23日開催のトークイベントの申し込みは、フォームより受付中です。(*申し込みは終了しました。)
Members
矢萩 智|Satoru Yahagi
SYA主宰
1989年北海道生まれ。2013年東京理科大学卒業。2015年東京理科大学大学院修了。2018~2020年株式会社隈研吾建築都市設計事務所。2020年~SYA設立。
Kamikami
シプキン・パべル|Pavel Sipkin
1988 年ロシア/モスクワ生まれ。2014 年モスクワ建築研究所(Moscow Institute of Architecture)にて博士号を取得。ニューヨークのラルフアぺルバウムアソシエイツ(Ralph Appelbaum Associates)、藤本壮介建築設計事務所を経て、隈研吾建築都市設計事務所。
マルティノーリオ・マルタ|Marta Martinoglio
1990 年イタリア/ミラノ生まれ。2015 年ミラノ工科大学(Polytechnic of Milan)修了。モ スクワのべルナスコーニ(BERNASKONI)、藤本壮介建築設計事務所を経て、隈研吾建築 都市設計事務所。
https://www.kamikamiarchitects.com/
北村 卓也|Takuya Kitamura
日進木工株式会社 代表取締役社長 / 飛騨木工連合会 副理事長
1979年高山市生まれ。京都精華大学人文学部卒業後、2003年日進木工株式会社に入社。営業やマーケティングに携わり、2019年より現職。飛騨の家具フェスティバルの企画委員長を2020年より務める。
https://www.nissin-mokkou.co.jp
岡田 明子|Akiko Okada
飛驒産業株式会社 代表取締役社長
岐阜県高山市生まれ。南山大学外国語学部卒業。
2011年飛驒産業株式会社に入社。2020年の創業100周年を機に、自社の方向性を定めたいという想いからブランディングプロジェクトを立ち上げ、企業理念の言語化・体系化を牽引した。2021年12月、代表取締役社長に就任。
https://hidasangyo.com/
柿下 孝司|Koji Kakishita
株式会社柿下木材工業所 代表取締役
1999年入社。同年工場が全焼。焼野原からの再建となる。2007年には木の温もりと優しい明かりの相乗効果により生まれる心地よさを大切にした照明ブランド【木製照明のモアレ】を立ち上げる。現在は、岐阜県内の産地(美濃焼や飛騨春慶塗り等)とのコラボレーションなど、相互扶助型ものづくりをテーマに挑戦している。
https://www.kakishita.co.jp/
林 千晶|Chiaki Hayashi
ロフトワーク共同創業者/株式会社Q0 代表取締役社長/株式会社 飛騨の森でクマは踊る 取締役会長
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし、2022年9月9日に株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点において、地元企業や創造的なリーダーとのコラボレーションやプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。主な経歴に、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。
岩岡 孝太郎|Kotaro Iwaoka
株式会社飛騨の森でクマは踊る 代表取締役社長/CEO
1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所で勤務。その後、慶應義塾大学大学院(SFC)修士課程修了。2011年、“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、FabCafeをオープン、ディレクターとして企画・運営する。2015年、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、2019年より現職。
門井 慈子|Chikako Kadoi
ヒダクマ 森を事業部 森のクリエイティブディレクター
東京藝術大学 美術研究科先端芸術表現専攻修了。空間デザイン会社にてイベント装飾や店舗内装の空間デザイン・コミュニケーション設計を複数経験。人と森の関係性という、時間軸の長いコミュニケーションやそこに生じるコミュニティ創り・価値創造に心を惹かれ、2020年「クマが喜んで踊り出すくらい豊かな森」を目指すヒダクマに入社。クマと一緒に踊るのが夢。
メイン会場でのイベントスケジュールは上記になります。各社展示ブースやメインブース、サブ会場の各社ショールームとともにお楽しみください。
詳細:https://www.hidanokagu.jp/festival/index.html