
地域性を映す空間づくりのポテンシャルと体験価値ー飛騨の老舗旅館の菓子店「二十四」プロジェクト



飛騨古川で170年続く老舗料理旅館「八ツ三館」が昨年新たにオープンした菓子店「二十四(にじゅうし)」。その空間には、土・和紙・ガラス・椅子など、飛騨にゆかりのある素材や職人の技術が凝縮され、多彩な表情をもつ地元産の広葉樹も壁・ベンチ・テーブルなどに使用されています。
本オンラインイベントのゲストは、コンセプト策定から空間設計まで、全体のディレクションを担当した淺野翼さん(淺野翼建築設計室)と「二十四」店主の池田果乃子さんです。このプロジェクトで木材コーディネーション、家具・内装製作を担当したヒダクマからは、松本剛(ヒダクマCOO)と志田岳弥(森のプロデューサー)が出演。ゲストとともにプロジェクトを振り返り、地域性を映す空間が提供する体験価値や、そうした空間づくりそのものが持つポテンシャルについて考えます。
keyword: 地域性、循環型社会、店舗体験、空間設計
こんな方におすすめ
- 循環型社会の実現に向けた取り組みを進める企業
- 地域性を表現できる店舗空間の設計やデザインを検討している方
- 循環型空間プロジェクトに興味のある方
- より持続可能性のある素材を使ったものづくりに取り組む企業
About the event イベント詳細
開催情報
開催日 | 2023年3月4日(土) 17:00-18:20 |
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会場 | オンライン開催(Zoom、YouTube) |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
申込方法 | 本記事の「参加する」をクリックし、フォームからお申し込みください。 |
申込締切 | 2022年3月2日(木)18:00 |
ご注意
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- イベント当日の内容は後日ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
- 申し込みをいただいた方には、ZoomリンクとYouTubeリンクを開催日までにお知らせいたします。
- 当日Zoomの参加者が定員に達し、閲覧できない場合は、YouTubeからご覧ください。
■ 主催:株式会社飛騨の森でクマは踊る
■ お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686
当日のプログラム
17:00~17:05 | イントロダクション 志田 岳弥(ヒダクマ) |
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17:05~17:15 | 八ツ三館と「二十四」 池田 果乃子(二十四) |
17:15~17:35 | 淺野翼建築設計室・二十四プロジェクト解説 淺野 翼(淺野翼建築設計室) |
17:35~18:05 | クロストーク 淺野 翼、池田 果乃子、松本 剛(ヒダクマ) |
18:05~18:20 | Q&A、クロージング |
Speakers
淺野 翼|Tsubasa Asano
株式会社コンパス|淺野翼建築設計室
代表取締役 /一級建築士
1982年、岐阜県高山市生まれ。岐阜県立斐太高等学校に在学中、宮崎駿に憧れて芸術大学を目指す。荒川修作をきっかけに建築に興味を持ち、名古屋造形芸術大学 / 建築空間デザイン学科に入学。名古屋市の建築設計事務所などに勤務し、2014年にUターンして淺野翼建築設計室を開設。2020年に株式会社コンパスとして法人化。
https://www.at-architect.net/
池田果乃子|Kanako Ikeda
株式会社八ツ三館若女将見習い/二十四 店主
1998年岐阜県飛騨古川生まれ。幼い頃から宿の中で生活し、次の女将は自分だと思い育ってきた。高校卒業まで宿と共に日常を過ごし、立教大学観光学部へ進学。在学中は勉学以上に英語演劇のサークルに打ち込む。卒業後は、大手ホテルに就職するが、自分のやりたい宿像や働く環境に違和感を感じ、同じ宿泊業でも規模の大小、値段も様々な場所へ勤める。2022年の4月に実家へ戻る。同タイミングで「二十四」のプロジェクトが始まり、オープンより店主を務める。
https://24-nijushi.com/
松本 剛|Takeshi Matsumoto
ヒダクマ 代表取締役/COO
環境事業会社勤務を経て、2009年、株式会社トビムシ設立に参画。2015年、「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を設立。2016年、滞在型ものづくりカフェ「FabCafe Hida」をオープン。森と木と人が出会い活かしあう場や機会を整える。本とカレー好き。株式会社トビムシ取締役/筑波大学山岳科学学位プログラム非常勤講師/みえ森林・林業アカデミー講師
志田 岳弥|Takeya Shida
ヒダクマ 森へ事業部 森のプロデューサー
琉球大学農学部を卒業後、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊としてペルーに赴任し、国家自然保護区管理事務局(SERNANP)にて環境教育に従事。流通業界紙記者、チリでのサーモン養殖産業に関する取材活動を経て、2020年6月よりヒダクマに所属。マーケティングなどを担当。地元漁業組合にも所属し、渓流魚の生活史を探るフィールドワークを展開している。