地域の森をデザインで活かす小さな会社の楕円経営論 -「自然資本とデザイン」(著:奥田悠史)出版記念トークイベント
株式会社やまとわ 取締役 / sees magazine 編集長
2025年12月に刊行された『自然資本とデザイン 地域の風景と生きていくための思考法』(築地書館) の著者で株式会社やまとわの創業者である奥田悠史さんを飛騨にお招きし、奥田さんとも親交が深いヒダクマ代表松本とのトークイベントを開催します。
2016年に創業し、伊那のアカマツを使ってものづくりをするやまとわ。2015年に創業し、飛騨の広葉樹を使ってものづくりをするヒダクマ。だけど、どちらもそれだけじゃない。もののデザインから始まって、ことのデザイン、そして、森のデザインや地域社会のデザインにも挑戦をしています。
伊那と飛騨、木曽谷をはさんだそれぞれの場所で、同じような時期に生まれ、同じようなサイズで、同じようなことをしているふたつの会社。両社がこれまでの約10年、地域の自然資本をどのようにデザインしてきたか、それをビジネスとしてどうデザインしてきたか、そしてこれからどうしたいか、その思想と方法論を語り合います。
ふたつの会社に共通しているのは、「自然資本とデザイン」でも紹介されていた「楕円」的であること。森とまち、都市と地方、産業と暮らし、官と民、企業と個人、伝統と革新、過去と未来、希望と絶望など、ひとつの点ではなくふたつの点それぞれを行ったり来たりしながら、その間にあるものをデザインしています。
今回のトークでは、伊那と飛騨のそれぞれの会社の話が楕円のふたつの中心点のようになり、それを行ったり来たりするのゆらぎの中に、地域の風景と生きていくためのヒントや、小さな会社をしなやかに強くする手がかりを皆さんにご提供できたらと思います。
ハイブリッド開催ですので、オンラインで気軽に参加いただけます。また、近くの方はぜひFabCafe Hidaにお越しいただいてディスカッションにもご参加ください。
当日をどうぞお楽しみに!
こんな方におすすめ
- 森林や林業に関するビジネスデザインに興味のある方
- 地域のサステイナビリティに関心のある方
- 自然資本や地方創生のビジネスにモヤモヤしている方
- 自然資本を活かしたものづくりやデザインに興味のある方
- 不確実な時代の地域の小さな会社のあり方に興味がある方
- Podcast『自然資本論』のリスナーの方
About the event イベント詳細
本の紹介
自然資本とデザイン 地域の風景と生きていくための思考法

放置された森を「デザイン」の思考でよみがえらせ、継続できる事業を生み出す。
森や土といった「自然資本」を生かしたビジネスと暮らしの実践本。
荒れた森をただ守るのではなく、暮らしと結び直し、未来へ手渡すにはどうすればいいのか。
本書は、森林ディレクター・奥田悠史さんが「デザイン」の思考を用いて、森と人、経済と環境の関係を問い直す挑戦の記録です。
地域の木材を有効活用するために作った「信州経木Shiki」や家具のほか、端材を活用した文具、食のプロジェクトなど、放置された自然資源を新たな価値へと変える実践は、地域の課題を超えて経営やビジネスのヒントに満ちています。
また、宇宙飛行士・土井隆雄さんとは宇宙から見た地球の自然について、屋久島で診療所をひらく医師・杉下智彦先生とは医師の立場から見た自然観についてなど、視野の広がる興味深い対談も掲載。
自然資本を未来につなぎ、地域の風景とともに生きていくための具体的な視点と、持続可能な社会を形づくるための希望を提示する一冊です。
奥田悠史[著]2,000円+税 四六判並製 256頁 2025年12月刊行 ISBN978-4-8067-1699-0
築地書館サイト:
https://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1699-0.html
開催情報
| 開催日 | 2026年02月28日(土)18:30-20:00(開場 18:00*オンサイトのみ) |
|---|---|
| 会場 | オンライン:Zoom+Youtube|オンサイト:FabCafe Hida(岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17) |
| 参加費 | 無料 ※オンサイト参加の方はワンドリンク制 |
| 定員 | オンライン:300名|オンサイト:20名 |
| 申込方法 | 本イベントページのフォームより受付 |
| 申込締切 | 2026年02月26日(木)18:00 |
ご注意
- オンサイトで参加の方は、FabCafe Hidaでワンドリンクオーダーをお願いします。お支払いは現地決済です。(各種クレジットカード・電子マネー・現金可)
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- イベント当日の内容は後日出演者やヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
■ 主催:株式会社飛騨の森でクマは踊る
■ お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686
当日のプログラム
| 18:00-18:30 | 開場・受付(オンサイトのみ) |
|---|---|
| 18:30-18:35 | イントロダクション・自己紹介 |
| 18:35-18:45 | ヒダクマの取り組み紹介 松本 剛(ヒダクマ代表取締役/COO) |
| 18:45-19:15 | やまとわの取り組み紹介と「自然資本とデザイン」 奥田悠史さん(株式会社やまとわ 森林ディレクター) |
| 19:15-19:45 | ディスカッション「自然資本とデザインの実践のこれまでとこれから」 |
| 19:45-20:00 | Q&A、まとめ |
| 20:00 | 終了 |
Members

奥田 悠史|Yuji Okuda
森林ディレクター
株式会社やまとわ 取締役 / sees magazine 編集長
1988年三重県生まれ。株式会社やまとわ取締役。大学で森林科学を専攻し、編集者やデザイナー等の経験を経て、2016年の「やまとわ」立ち上げに参画。「森林ディレクター」として、森の個性に合わせた未来を描き、林業・ものづくり・地域づくりを横断的につないでいる。
地域の木を活用した家具や経木づくり、循環型の農林業、森のビジョン策定などを行っている。森と人の関係を再編集し、持続可能な地域資源の循環と、これからの暮らしや文化の在り方を研究している。著書「自然資本とデザイン」2025年12月12日発売。
https://yamatowa.co.jp/

松本 剛|Takeshi Matsumoto
株式会社飛騨の森でクマは踊る 代表取締役COO / 株式会社トビムシ 取締役
2009年、株式会社トビムシの設立に参画。2015年、株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)を設立。建築家やデザイナーをはじめとするいろいろな人が森や木と出会い活かしあう場や機会を整え、「雑木」と言われる広葉樹を使ってコーヒーから建築まで様々なものづくりを行っている。「飛騨市・広葉樹のまちづくり」の各種事業も企画、運営。他地域でも「森のテナント貸し」や「森林バンク制度」など、森と人との関係の再構築を企図した仕組みづくりを行う。
奥田さんのPodcast「自然資本論〜自然資源と楽しく生きるを考えるラジオ〜」
ヒダクマ松本登場回はこちら:
https://open.spotify.com/episode/7yL5YgSONDoFGv4TZFvctg


