受付中
ハイブリッドイベント

わたしたちが地域について語ることーー「〈わたし〉からはじめる地方論」(著:工藤尚悟)出版記念トークイベント

2025.12.17 (水) 18:30-20:00
無料 ※オンサイト参加の方はワンドリンク制
Guests
工藤 尚悟
Shogo Kudo
国際教養大学 国際教養学部 グローバル・スタディズ領域 准教授
小原 祥嵩
Yoshitaka Ohara
株式会社このほし 代表取締役
岩岡 孝太郎
Kotaro Iwaoka
ヒダクマ 代表取締役社長/CEO
井上 彩
Aya Inoue
ヒダクマ 取締役/CMO
受付中

異なる風土にいるわたしたちが地域について語り合うこと。その先にあるのはなんだろう?

“地方が自らの将来について語る言葉を自らつくることで、そこに主体性が生まれる。
誰かに語られた地方に暮らすのではなく、自らが語る未来を生きていくという感覚が、地方に暮らす人々のなかに生まれてくるだろう。”

この文章は、今年8月に上梓された「〈わたし〉からはじめる地方論」にある言葉です。著者でサステイナビリティ学がご専門の工藤 尚悟さん(国際教養大学 准教授)は、この本の中でこれまでの経験や拠点である秋田県五城目町で活動する人々・ご自身の実践に触れながら、〈わたし〉という視点を出発点に、人口減少の捉え方、地域が続いていくこと、地域の豊かさとは何か、本質を問います。

工藤さんはこれまで飛騨に数回訪れてくれており、今年ヒダクマも秋田を訪れ、「秋田 COI-NEXT ソウゾウの森プロジェクト」の一環として開かれた国際シンポジウムや、五城目町で開催された「ソウゾウの森会議」に参加し、互いに交流を深めています。

本会には、工藤さんと、五城目町を拠点に大人も子どもも泥だらけになりながら遊び、自然と共生、調和する生き方を学ぶ場を創る株式会社このほしの代表取締役 小原 祥嵩さんをお招きし、お話をうかがいます。ヒダクマからは代表の岩岡が登壇。進行を井上が務めます。

秋田と飛騨、それぞれの視点から地域を語り合う時間。この会を聞いてくださる参加者の皆さんにとっても、改めてご自身の地域への気づき・発見につながる機会をつくれたらと思っています。

ハイブリッド開催ですので、オンラインで気軽に参加いただいたり、お近くの方はぜひFabCafe Hidaで参加ください。当日をどうぞお楽しみに!

森山の頂上から見える五城目町の風景
安峰山から望む飛騨古川の町
今年9月に行われたCOI-NEXT秋田県立大学拠点第2回国際シンポジウムにヒダクマは参加した。
9月に開催されたソウゾウの森会議にも参加し、フィールドワークで、ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)でただの遊び場などを訪れた。
ソウゾウの森会議では、地域内外の人々と五城目の朝市のこれからを考えるワークショップが開催され、ヒダクマも参加した。BABAME BASE(五城目町地域活性化支援センター)にて。
2022年に飛騨を訪問してくれた工藤さん。様々な地域の人のもとを訪れ、話を聞いてくれた。写真は、飛騨産業さんのショールームにて。

こんな方におすすめ

  • 地域のサステイナビリティに関心のある方
  • 地方創生に関わる事業に取り組んでいる方
  • ソーシャルデザインやコミュニケーションデザインに興味のある方
  • 都市と地方の関係を考えたい方

About the event イベント詳細

本の紹介

「〈わたし〉からはじめる地方論」――縮小しても豊かな「自律対話型社会」へ向けて

 

人口、産業、文化……縮小するなかで地域は何を持続していくのか?

都市と地方の二項対立から脱し、
地域が自らの「言葉」で豊かさを語り直したとき、
本当の意味での「地方創生」につながる──。
秋田県五城目町で研究する
「地域✕サステイナビリティ」の論客、20年の集大成。

著者: 工藤 尚悟
発行日:2025年08月05日
発行:英治出版株式会社
英治出版サイト:https://eijipress.co.jp/products/2348
Amazonはこちら。

開催情報

開催日 2025年 2025年12月17日(木)18:30-20:00(開場 18:00*オンサイトのみ)
会場 オンライン:Zoom+Youtube|オンサイト:FabCafe Hida(岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17)
参加費 無料 ※オンサイト参加の方はワンドリンク制
定員 オンライン:500名|オンサイト:20名
申込方法 本イベントページのフォームより受付
申込締切 12月15日(月)18:00

■ ご注意

・オンサイトで参加の方は、FabCafe Hidaでワンドリンクオーダーをお願いします。お支払いは現地決済です。(各種クレジットカード・電子マネー・現金可)
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・イベント当日の内容は後日出演者やヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。

■ 主催:株式会社飛騨の森でクマは踊る

■ お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局
 E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686

当日のプログラム

18:00-18:30 開場・受付(オンサイトのみ)
18:30-18:35 イントロダクション・自己紹介
18:35-18:45 ヒダクマの取り組み紹介
岩岡 孝太郎
18:45-18:55 株式会社このほし取り組み紹介
小原 祥嵩さん
18:55-19:15 「〈わたし〉からはじめる地方論」
工藤 尚悟さん
19:15-19:45 ディスカッション
テーマ:「風土のサステイナビリティ」(仮)
19:45-20:00 Q&A、まとめ
20:00 終了

Members

工藤 尚悟|Shogo Kudo

国際教養大学 国際教養学部 グローバル・スタディズ領域 准教授
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(博士・サステイナビリティ学)。南アフリカ・プレトリア大学アジア研究センター客員研究員。専門は、人口減少時代の持続可能なまちづくり、南アフリカの農村起業家・地域研究。秋田と南アフリカの農村地域を行き来しながら、異なる風土にある主体の邂逅から生まれる“通域的な学び(Translocal Learning)”というコミュニティ開発の方法論の構築に取り組む。秋田県出身で、現在は同県五城目町をフィールドに地域社会のサステイナビリティを研究している。著書に『私たちのサステイナビリティ』(岩波書店)。
https://www.shogokudo.net/

小原 祥嵩|Yoshitaka Ohara

株式会社このほし 代表取締役
秋田県五城目町在住。1982年兵庫県生まれ。戦略コンサルタントとして複数業界・業種のクライアントに対する組織・業務変革の支援を行ったのち、2010年、ハバタク株式会社 設立。2011年ベトナムオフィス開設。東南アジア各国を舞台にした人材育成事業及び当地域への事業展開支援を行う。
2020年に五城目町に移住。2021年、人と自然が繋がりなおす暮らしの実践を目指し、株式会社このほしを創業。自治体向け脱炭素化コンサルティング事業などの展開をスタート。
https://konohoshi.net/

岩岡 孝太郎|Kotaro Iwaoka

ヒダクマ 代表取締役社長/CEO
1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所で勤務。その後、慶應義塾大学大学院(SFC)修士課程修了。2011年、“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、FabCafeをオープン、ディレクターとして企画・運営する。2015年、株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、2019年より現職。

井上 彩|Aya Inoue

ヒダクマ取締役/CMO
島根大学教育学部、武蔵野美術大学彫刻学科卒。瀬戸内国際芸術祭 小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクト「観光から関係へ」(2013年)、「小豆島町未来プロジェクト」(2016年)の運営に携わる。2018年ヒダクマ入社。公式サイトからの情報発信やメールマガジンなどを担当。森と人との接点をつくることに楽しさを感じながら活動中。飛騨で好きな食べ物は、朴葉寿司。

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飛騨の森でクマは踊る
FabCafe Hida:〒509-4235
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17 
飛騨古川駅から徒歩5分
TEL 0577-57-7686 FAX 0577-57-7687

森の端オフィス:〒509-4256
岐阜県飛騨市古川町高野287-1 
FabCafe Hidaから徒歩10分