受付中
Fieldwork

縄文の人々の森との関わりとその変遷を学ぶフィールドワーク

2025.06.14 (土) 10:00-16:30
おひとり様 大人15,000円、大学生7,000円、中高生3,000円、小学生以下無料/(税込み) ※参加費には「縄文ランチ」が含まれます。※参加費の一部を、飛騨みやがわ考古民俗館の維持と、茅葺き民家の保存・活用に充てさせていただきます。※事前決済
Guests
三好 清超
Seicho Miyoshi
飛騨市教育委員会文化振興課文化係長(学芸員)
藤原 タクマ
Takuma Fujiwara
茅葺き職人・冬季は炭焼き職人
松本 剛
Takeshi Matsumoto
ヒダクマ 代表取締役COO/石棒クラブメンバー
受付中

縄文時代から近代・現代に至るまで、人はどのようにして森と関わってきたのでしょうか?
岐阜県飛騨市は、市域の約93%が森林という森林豊かな地域。そのため、古くから森と共に生きる人々の暮らしがありました。
市街地から少し離れたところに、宮川町というエリアがあります。ここは、数千年以上も昔、縄文時代の頃から「人が森と関わり続けてきた」ということが今でもわかる、ちょっと特別な場所です。今回はそんな宮川町を拠点に、人と森との関わりとその変遷を体感するフィールドワークを開催します。

本フィールドワークでは、豪雪地帯の生活民具(2万点)や旧石器から縄文時代の発掘出土品(5万点)などを収蔵展示する「飛騨みやがわ考古民俗館」の展示品や、茅葺きという人々の営み、そして実際に森を歩くことから「人々は森と関わりながらどんな暮らしをしてきたのか」を学んでいきます。
フィールドとなる森は、実際に縄文の人々が暮らしに必要な衣食住の素材を採取し、また、この地域から大量に出土している祈りの道具「石棒」の材料となる塩屋石を採取していた「石棒の森」です。
ナビゲーターは、飛騨市教育委員会の学芸員である三好清超さん、飛騨で縄文時代から続く森との関わりを実践している百姓・藤原タクマさん、ヒダクマの松本です。

人が森と関わるということは、森で暮らすこと、森を食べること、森でつくることにつながります。縄文時代では、「森で祈る」ということも営みとして行われていたとか。
山に囲まれた宮川町という地域で縄文人になって、かつての森との関わりを体感してみませんか?昔の人々の森との関わりを学びながら、これからの森との関わり方を一緒に考えていければと思っています。皆さんのご参加をお待ちしています。

「食べること」「暮らし」「祈り」を考え、縄文人になって森を歩いてみます。
今年30周年を迎える飛騨みやがわ考古民俗館。豪雪地帯の生活民具(2万点)や旧石器から縄文時代の発掘出土品(5万点)などを収蔵展示している。有人開館日数は年間30日(無人開館120日)という考古民俗館です。今回は特別に開けてもらい、特別解説ツアーを行いますので、お楽しみに。
茅葺き民家「旧中村家」で、近代から現代にかけての人と森の関わりを学びます。
ランチタイムには、縄文時代をイメージさせるお食事をご提供予定です(写真はイメージです)。

こんな方におすすめ

  • 山間地域におけるかつての暮らしから、人と森との関わりを考えたい方
  • 縄文時代にまで遡った森での人々の暮らし方とその変遷を知りたい方
  • 文化や歴史といった観点から森と人との関係を考えたい方

About the event イベント詳細

開催情報

開催日 2025年06月14日(土)10:00-16:30
会場 石棒の森、飛騨みやがわ考古民俗館、茅葺き民家「旧中村家」など
参加費 おひとり様 大人15,000円、大学生7,000円、中高生3,000円、小学生以下無料 ※税込みの金額です。参加費には「縄文ランチ」が含まれます。※参加費の一部を、飛騨みやがわ考古民俗館の維持と、茅葺き民家の保存・活用に充てさせていただきます。※事前決済
定員 15名(最小催行人数3名)
申込方法 事前予約制。本ページにある「参加する」をクリックし、申し込みフォームよりご予約ください。
申込締切 2025年06月10日(火)12:00

ご注意

  • 参加費は、クレジットカードで事前にお支払いいただけるリンクをメールでお送りします。
  • キャンセルされる場合は、実施日の4日前までに下記までメール・電話でご連絡ください。それ以降は、以下のキャンセル料が発生いたしますので、予めご了承ください。(3日前:30%、前日:50%、当日:100%)
  • 小学生以下のお子さんの参加には保護者の方の同伴をお願いいたします。
  • 雨天時もプログラムを変更し実施予定です。雨具をご持参の上、ご参加ください。荒天時は中止とします。プログラムの変更や中止の場合は、開催日の3日前までにヒダクマよりメールで連絡いたします。
  • 会場までの移動は参加費に含まれておりませんのでご注意ください。各自で手配をお願いいたします。
  • 本ツアーの開催地である飛騨みやがわ考古民俗館(JR打保駅から徒歩20分ほど)は交通の便があまり良くありません。可能であれば、お車でのご参加をおすすめいたします。お車のない方は、お申し込みの際にご相談ください。
  • 当日の参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載させていただくことがあります。

■ 当日必要な持ち物・服装:下記参考にご準備ください。
・リュックサック、トレッキングシューズ、タオル、帽子、手袋、飲み物、雨具、虫よけスプレー等
・体温調整しやすく脱ぎ着できる服装(黒色の服装はなるべく避けてください)

■ 共催:株式会社飛騨の森でクマは踊る/FabCafe Hida、飛騨市教育委員会

■ 協力:石棒クラブ

■ お問い合わせ:株式会社飛騨の森でクマは踊る/FabCafe Hida
 E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686

当日のプログラム

09:45-10:00 受付
飛騨みやがわ考古民俗館(飛騨市宮川町塩屋104)にお集まりください
10:00-10:30 イントロダクション、参加者の自己紹介
10:30-11:30 縄文人になって「石棒の森」を歩き、「食べること」「暮らし」「祈り」を考える
11:30-12:30 縄文の森のランチタイム
12:30-14:00 飛騨みやがわ考古民俗館
考古民俗館の展示品から縄文時代からの人と森の関わりを学ぶ
14:00-14:30 茅葺き民家「旧中村家」
近代から現代にかけての人と森の関わりを学ぶ
14:30-16:30 森のプロセス考古学と未来考古学ワークショップ・振り返り
16:30 プログラム終了・解散

Members

三好 清超|Seicho Miyoshi
飛騨市教育委員会文化振興課文化係長(学芸員)
1977年大阪市生まれ。富山大学大学院修了。
飛騨市内にある文化財を調査・研究をする傍ら、石棒クラブでは、飛騨みやがわ考古民俗館を舞台にチームの中心となって活動している。

藤原 タクマ|Takuma Fujiwara
飛騨で縄文時代から続く森との関わりを続ける「百姓」。茅葺きや榑葺、冬季は炭焼きを専門とする職人。表現集団の「土還(TSUCHI NI KAERU)」代表。

松本 剛|Takeshi Matsumoto
ヒダクマ 代表取締役COO/石棒クラブメンバー
2015年、「株式会社飛騨の森でクマは踊る」(ヒダクマ)設立。森と木と人が出会い活かしあう場や機会を整える。地域文化振興のため、飛騨みやがわ考古民俗館で石棒を核に関係人口を創出する「石棒クラブ」、杉崎廃寺跡の出土品である木簡を核に古くて新しい木の文化を創出する「木簡クラブ」の活動にも勤しむ。

ご宿泊のご案内

ヒダクマが運営する宿泊ができるデジタルものづくりカフェ・FabCafe Hidaでは、ご宿泊の予約を承ります。
飛騨みやがわ考古民俗館からFabCafe Hidaまで、車で約30分の距離です。
詳しくはこちら:https://fabcafe.com/jp/hida/experienceandstay/
※FabCafe Hidaへのご宿泊のご予約希望は、申し込みフォームから承っております。

そのほか、飛騨市古川町でのご宿泊は飛騨市公式観光サイトをご覧くださいませ。
https://www.hida-kankou.jp/reserve

飛騨みやがわ考古民俗館とは

今年30周年を迎える飛騨みやがわ考古民俗館は、豊富な民俗資料と考古資料から、飛騨の人々がいかに山間部で生きてきたかを学ぶことができる施設です。いにしえの暮らしの道具に宿る先人の知恵の結晶を、未来へ継承していきます。
https://www.city.hida.gifu.jp/map/s077.html

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飛騨の森でクマは踊る
FabCafe Hida:〒509-4235
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17 
飛騨古川駅から徒歩5分
TEL 0577-57-7686 FAX 0577-57-7687

森の端オフィス:〒509-4256
岐阜県飛騨市古川町高野287-1 
FabCafe Hidaから徒歩10分