京都大学 飛騨の自然と暮らしのシェア・市民交流会 〜 ポスターセッション・秋
京都大学を中心とした研究者と飛騨地域の市民の皆さんとの秋の交流会を開催します。今年5月に行われた第1回目の市民交流会に続き、第2回目となります。
京都大学フィールド科学教育研究センターの徳地直子教授を中心とした研究チームは、自然科学・社会科学の視点から飛騨地域のデータを市民とともに収集。それらのデータを共有・長期的に蓄積することにより、市民をはじめ関わる多様な人々が暮らし、産業などの地域デザインに活用できるプラットフォームの構築を目指すプロジェクトを進めています。
すでに研究者の皆さんは、飛騨市の自然・人々・文化と出会い、調査・研究を始めており、今回はその中間報告会として、市民の皆さんに研究内容の経過を発表したり、市民の皆さんとざっくばらんに意見交換しながら、今後の研究活動に活かしていくヒントを一緒に見つける機会になればと思っています。
また今回、本プロジェクトに関わる地元の吉城高校生によるプレゼンテーションを予定しています。彼らが研究者とともに調査を通して見つけた身近な自然や暮らしの中に、これからの持続可能なまちづくりのために大切な気づきが潜んでいるかもしれません。
地域の自然や歴史、産業、文化、技術など、飛騨のことが大好きな市民の皆さんにぜひ参加してもらいたいイベントです。どうぞお気軽にご参加ください。
(本イベントは、京都大学が飛騨市をフィールドに展開する「地域デザインのためのインクルーシブ・データプラットフォームの構築」プロジェクトの一環として開催します。)
About the event イベント詳細
開催情報
開催日 | 2024年11月10日(日)13:00-15:30(開場12:30-) |
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会場 | 飛騨市役所西庁舎3F 大会議室 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 本イベントページの申し込みフォームより受付 |
ご注意
- プログラムは予告なく変更になる可能性があります。
- 当日の様子は撮影を行い、後日京都大学やヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。撮影NGの方は、スタッフへ事前にお申し出ください。
■ 主催:京都大学「地域デザインのためのインクルーシブ・データプラットフォームの構築」プロジェクト
■ 後援:飛騨市 まちづくり観光課
■ 協力:ヒダクマ
■お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局/FabCafe Hida
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686
当日のプログラム
12:30- | 開場 |
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13:00-13:15 | 開会 「地域デザインのためのインクルーシブ・データプラットフォームの構築」これまでの取り組みについて |
13:30-14:30 | ポスターセッション(当日参加する多様な研究者の取り組みを紹介するポスターを囲みながらお話) |
14:30-15:00 | ディスカッション (人数が多い場合はグループに分かれてディスカッションします。) |
15:00-15:20 | 高校生への認定証授与式 |
15:20-15:30 | 閉会のご挨拶 |
Members
徳地 直子|Naoko Tokuchi
京都大学 フィールド科学教育研究センター
森林生態系部門 森林育成学分野 教授
京都大学農学研究科卒業。京都大学農学研究科助手、フィールド科学教育研究センター准教授を経て、現職。専門は森林生態系生態学。森林生態系での窒素の循環に関わる研究をしていますが、そこから派生して私たちの生活と自然の関わりに興味が広がり、所属機関のミッションである森里海連環学-生態系間、生態系と人とのつながり-について考えています。
近藤 一晃|Kazuaki Kondo
京都大学 学術情報メディアセンター 准教授
大阪大学情報科学研究科卒業。京都大学学術情報メディアセンター助教。講師を経て現職。専門は人間計測・画像認識・ヒューマンインタラクション。体験活動の支援・活性化に興味を持つ。フィールド調査活動の記録・利用、およびデータプラットフォーム構築の立場でプロジェクトに関わる。飛騨の自然や暮らしについて様々にデータ収集・提供することで、地域デザインのお手伝いをさせてください。
淺野 悟史|Satoshi Asano
京都大学 大学院地球環境学堂 地域資源計画論研究室 准教授
京都大学農学部卒業。同 大学院地球環境学舎 修士・博士修了。総合地球環境学研究所、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究員を経て、現職。専門は地域計画学、農村生態学。日本や東南アジアの「里山」をどう残していくかを研究しています。里山にはその地域ごとに異なる伝統知による管理と、長い歴史のなかで形成された生態系がみられます。その変化を身近に感じながら守り育てていくためのツールとして「地域の環境ものさし」を提案しています。
http://lrp.ges.kyoto-u.ac.jp/
https://asanosatoshi0810.wixsite.com/kenkyu
時任 美乃理|Minori Tokito
京都大学大学院農学研究科 森林科学専攻 助教
京都大学大学院地球環境学舎博士後期課程 修了。京都大学学際融合教育推進センター 特定研究員、同大学大学院地球環境学堂 特定助教などを経て、現職。専門は地域計画学。地域に暮らす人々、文化、歴史、自然生態系といった、そこにある地域資源を最大限にいかして、持続可能な形で地域を発展させていくためにはどうしたらよいのか…地域の現状を把握・評価し、課題を解決するための資源管理方法について研究しています。日本や東南アジアの里山が主なフィールドです。
and more…
当日は飛騨市に京都大学の多様な研究者が集います。
地域の皆さまのお越しをお待ちしております。