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ヒダクマ・法政大学山道研究室で共同出展する展覧会「土着の知 Local Techniques Japan」

2024.02.17 (土) - 02.29 (木) 11:00-20:00
無料
Guests
法政大学山道拓人研究室
SANDO LAB.
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“サステナビリティ×デザイン”の展覧会にヒダクマ・法政大学山道研究室で出展します

2024年2月17日(土)から29日(木)の期間、サステナブル・ブランド ジャパン(運営:株式会社博展)による展覧会「土着の知 Local Techniques Japan」が、GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区)にて開催されます。
この展覧会では、日本各地の地域に土着する伝統技術・自然資源の活用・循環産業・地域振興の多彩さと、それらがデザインによって新たな拡がりを生んでいる点に着目。会場には日本各地の様々な事例が展示され、現在の日本や地域の特性の理解につなげていくことを目的としています。

ヒダクマは、法政大学デザイン工学部建築学科山道拓人研究室とともにこの展覧会に出展します。飛騨の広葉樹の個性豊かな「自然形状」に着目し、スキャニング技術や3D設計を駆使したオブジェクトの製作を実践する「広葉樹曲がり木プロジェクト」を取り上げます。展示するのは、同研究室の学生たちが、木材を調達する現場や飛騨の職人の製作現場など、地域の林業・製材業・製造業に関わる様々なステークホルダーのもとを訪れ、そこでの対話から設計の着想を得て生まれた家具です。

ぜひ、会場にてご覧ください。

「広葉樹曲がり木プロジェクト」から生まれた3つの家具。展覧会では、このうち2つの家具を展示。
ヒダクマの曲がり木センターと協業し、広葉樹の3Dデータを駆使し、設計。
学生たちは実際に飛騨を訪れ、データからは得られない木の質感や重みを体感した。
本プロジェクトのパートナーである田中建築の田中一也さんからアドバイスを受けている様子。製材・乾燥・加工について、地域のプロから直接知識を得た。
「曲がり」や「二又」を活かし、製材された板に現れる曲線を360°楽しむことのできる本棚「あいかき」
曲がり木本来の形状に加え、回転軸を変えたことで新たな曲線を持った「くるり」
自然環境によって形成される根曲がり特徴を最大限に生かし、加工を最小限に留めた本棚「ゴロー」

こんな方におすすめ

  • 地域に土着したサステナブルなデザインに興味のある方
  • デジタルテクノロジー、職人の技術を活用したデザイン・製作に興味のある企業・クリエイター・学生の方
  • 木が持つ自然な造形を活かしたプロダクトや空間づくりに取り組みたい企業・クリエイター・学生の方
  • 持続可能な地域づくりの観点から産官学連携に興味のある企業・教育機関の方

About the event イベント詳細

■ 本イベントは、サステナブル・ブランド ジャパンが主催する展覧会です。
ヒダクマは、法政大学デザイン工学部建築学科山道拓人研究室とともに出展します。
法政大学山道拓人研究室Web:https://www.sando-lab.net/4

開催情報

開催日 2024年2月17日(土) - 29日(木)11:00-20:00
会場 GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3−4−1 新国際ビル1F)
参加費 無料
申込方法 申し込み不要

■ 主催:サステナブル・ブランド ジャパン(運営:株式会社 博展)

■ 協力:公益財団法人日本デザイン振興会

■ プロデュース・企画デザイン・制作:HAKUTEN

■ 詳細:
・GOOD DESIGN Marunouchi Web:https://marunouchi.g-mark.org/

・サステナブル・ブランド ジャパン Web:https://www.sb-os-ex2024.com/local-techniques

・博展 Web:https://www.hakuten.co.jp/news/post_8666

出展コンテンツ(一部掲載)

  • 「お茶染めによるアップサイクル」(お茶染めWashizu.)
  • 「食べられるスプーン♪PACOONパクーン」(㈱勤労食)
  • 「漆板Siita」(株式会社堤淺吉漆店・一般社団法人パースペクティブ)
  • 「市場価値の低い曲がり木の3Dデータを活用した家具製作プロジェクト」(株式会社飛騨の森でクマは踊る、法政大学デザイン工学部建築学科山道拓人研究室)
  • 「京組子Light」(株式会社村山木工)

※出展者名 五十音順

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法政大学デザイン工学部建築学科山道拓人研究室は、曲がり木を活用したクリエーションを支援するヒダクマの「曲がり木センター」と協働し、スキャニング技術や3D設計を駆使したオブジェクト製作を実践する「広葉樹曲がり木プロジェクト」を進めています。小径木の端材を活用したテーブル「あおまめ」「はなまめ」を製作した2022年に続く第2弾は、同研究室の3つの設計チームが再現性のない唯一無二の「曲がり」という形状そのものに向き合いました。

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