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オンラインイベント

【アーカイブ配信】世界初のAR×チェーンソー加工。最新テクノロジーと職人技術の融合が生んだ曲がり木の価値とは?

2023.12.13 (水) - 2024.01.31 (水)
無料
Guests
浜田 晶則
Aki Hamada
建築家・teamLab Architectsパートナー
AHA 浜田晶則建築設計事務所
住友 恵理
Eri Sumitomo
ERI SUMITOMO ARCHITECTS
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ヒダクマが過去に開催したイベントの中からヒダクマスタッフがよりすぐりの3本をセレクトし、期間限定アーカイブ配信する企画。お申し込みの方に、ご視聴URLを送りします。
年末年始のお時間がある時にゆったり視聴したい方におすすめです。

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2020年9月、渋谷区の宮下公園内にあるカフェテラスに、突如現れた曲がった丸太の構造物。丸太のオブジェ、鳥の巣(Torinosu)など呼び方はいろいろで、座ったり、コーヒーを置いたり、ちょっとしたメモを取ったりと、使い方も思い思いです。
この構造物は、AR(拡張現実)技術とチェーンソー加工という、恐らく世界初の掛け合わせによって生まれました。設計・デザインを手掛けたのは、コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法を得意とする浜田晶則建築設計事務所と、ARを使った新しいファブリケーションの仕組みを研究するERI SUMITOMO ARCHITECTS。このプロジェクトでヒダクマは、製作ディレクションを担当しました。
本オンラインイベントでは、3Dスキャン技術やAR技術を活用した製作過程を解説し、本プロジェクトが示す木材加工の新たな可能性について考えます。
広葉樹ならではの曲がり木は、運搬するにも板にするにも効率が悪く、パルプや燃料のためのチップに加工されることがほとんどです。一方で、製材された真っ直ぐな板が曲木加工されることも。自然本来の個性や魅力を、現代のテクノロジーでどのように引き出すことができるか、ぜひ一緒に考えてみませんか?

Photo: Gottingham

こんな方におすすめ

  • テクノロジーを活用した木材加工に興味のある方
  • 国産材利用に関心のある建築家・デザイナー・企業の方
  • 広葉樹を活かした空間・家具づくりに興味のある方
  • 木の使い方や木の特性に興味のある建築家・デザイナー
  • 環境に配慮した木材利用について知りたい建築家・デザイナー・企業の方

About the event イベント詳細

開催情報

開催日 2023年12月13日(水) - 2024年01月31日(水)
会場 オンライン(Zoom、YouTube)
参加費 無料
申込方法 本記事の「参加する」をクリックし、フォームからお申し込みください。

ご注意

  • アーカイブ動画の配信となります。
  • 他者へのURLの共有はお控えください。

■ 主催:株式会社飛騨の森でクマは踊る
■ お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686

【開催したイベントの概要】

■ 日時:2020年10月29日(木)16:00-17:45
■ 会場:オンライン開催(Zoom、YouTube)
■ 参加費:無料
■ 主催:株式会社飛騨の森でクマは踊る

当日のプログラム

16:00-16:05 ・イントロダクション
・森を起点としたヒダクマの取り組み
志田岳弥(ヒダクマ)
16:05-16:15 「コンピュテーショナルデザインによる建築とデジタルアート」
浜田晶則(浜田晶則建築設計事務所)
16:15-16:25 「AR×建築で拓く新たな可能性」
住友恵理(ERI SUMITOMO ARCHITECTS)
16:25-16:45 製作プロセスの解説
・曲がり木探し
・丸太の3Dスキャン・モデリング
・AR(拡張現実)デバイスを用いた加工・設置
浜田晶則、住友恵理
16:45-16:50 休憩
16:50-17:35 ディスカッション「テクノロジー活用が生み出す新しい木材加工の可能性」
聞き手:岩岡孝太郎(ヒダクマ)
話し手:浜田晶則、住友恵理、浅岡秀亮(ヒダクマ)
17:35-17:40 Q&A
17:40-17:45 ヒダクマからのご案内
17:45 終了

Speakers

浜田 晶則|Aki Hamada
建築家・teamLab Architectsパートナー

AHA 浜田晶則建築設計事務所

1984年富山県生まれ。2012年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2012年Alex Knezoとstudio_01設立。同年teamLabにアーキテクトとして参加。2014年AHA 浜田晶則建築設計事務所設立。同年よりteamLab Architectsパートナー。2014年-2016年日本大学非常勤講師。2020年-日本女子大学非常勤講師、明治大学兼任講師。
コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法で建築とデジタルアートの設計を行い、人と機械と自然が持続的に共生する社会構築をめざしている。
主な作品に「綾瀬の基板工場(2017)」、「パンとエスプレッソと自由形(2018)」、「魚津埋没林博物館KININAL(2018)」など。グッドデザイン賞2019、Iconic Award 2019, Best of Best、the 2A Continental Architectural Awards 2017, Second Placeなど国内外で受賞。
https://aki-hamada.com/

住友 恵理|Eri Sumitomo
ERI SUMITOMO ARCHITECTS

1986年東京都生まれ。2010年東京大学工学部建築学科卒業。2010~2014年千葉学建築計画事務所勤務。フリーランスを経て、2016~2018イギリスのバートレット建築学校にて修士号取得。ARを使った新しいファブリケーションの仕組みを研究する。2019年帰国の後、建築設計およびARと建築のコラボレーションをリサーチするERI SUMITOMO ARCHITECTSを開始。2019年11月慶応義塾大学SFC上席所員、2020年7月同大学特任助教。
https://www.erisumitomo.com/

浅岡 秀亮 |Hideaki Asaoka

株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)所属。岐阜県飛騨市出身。名古屋芸術大学卒業後、家具メーカーやインテリアデザイン事務所で家具製作・デザインを経験。2016年にヒダクマに参加し、プロダクト開発や設計、制作、施工など幅広く担当。木に対する幅広い知識や、職人への深いリスペクトを持ち、木に新しい価値を付与すべく日々奮闘中。

岩岡 孝太郎|Kotaro Iwaoka
ヒダクマ代表取締役社長 / CEO

1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月同取締役副社長、翌年より現職。

志田 岳弥|Takeya Shida
ヒダクマ 森林・地域交流プロデューサー

1991年東京生まれ。琉球大学農学部を卒業後、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊としてペルー共和国に赴任。国家自然保護区管理事務局ピウラ事務所で、自然保護区周辺の学校や、市街地市民を対象にした環境教育に従事する。帰国後、EC専門紙記者を経て、再び南米に渡航。食糧生産とその流通に興味を持ち、チリ共和国にてサーモンの養殖産業を取材し、業界誌に寄稿。2020年3月に飛騨市へ移り住み、同年6月よりヒダクマに所属。

※プログラムやスピーカーのプロフィールは、イベント開催当時の掲載内容です。

Photo: Gottingham

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デジタル技術なしでは成り立たない設計と加工。3DスキャニングとARは曲がり木のあり方をどう変えたのか。
6本の曲がり木が互いに支え合い自立する構造物「Torinosu」。Torinosuは、東京・渋谷の宮下パークにあるカフェ「パンとエスプレッソとまちあわせ」のエントランス前に設置されています。本記事では、この曲がり木のオブジェの写真とともに設計を担当した浜田さんのボイスを掲載しています。ぜひご覧ください。

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飛騨の森でクマは踊る
FabCafe Hida:〒509-4235
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17 
飛騨古川駅から徒歩5分
TEL 0577-57-7686 FAX 0577-57-7687

森の端オフィス:〒509-4256
岐阜県飛騨市古川町高野287-1 
FabCafe Hidaから徒歩10分