
「飛騨の森と人とこころの多様性」2023 飛騨の家具Ⓡフェスティバル




アカデミックな視点から森と家具、暮らしのつながりを考える
森里海連環学・森林生態系がご専門の京都大学フィールド科学教育研究センターの徳地直子教授をお招きし、森林生態系が人にもたらしているサービスや、森と人との関わり、一見遠く感じるようなものづくりとの関係についてもお話してもらいます。
協同組合 飛騨木工連合会が制定している「飛騨デザイン憲章」に触れながら、豊かな森に囲まれ、木のものづくりが盛んな飛騨地域における、森と人とこころの多様なつながりを考える機会としたいと思います。
話し手は、今年より飛騨地域でリサーチを行う徳地教授と、同チームの研究者・法理樹里さん(農林水産省 農林水産政策研究所 主任研究官)・張曼青さん(京都大学 フィールド科学教育研究センター 特定助教)からも発表を予定しています。どうぞお楽しみに。
こんな方におすすめ
- 飛騨地域での自然のフィールドリサーチや教育普及に興味のある方
- 学術的な視点から森・木のものづくりについて考えてみたい方
- 森や木が好きな方
- 森と人との関わり・つながりに関心のある方
About the event イベント詳細
■ 本イベントは、飛騨の家具フェスティバルの関連イベントです。
「飛騨の家具フェスティバル」の公式サイト:https://www.hidanokagu.jp/festival/
■ イベントで触れる予定の協同組合 飛騨木工連合会が制定している「飛騨デザイン憲章」:https://www.hidanokagu.jp/design/charter.html
開催情報
開催日 | 10月22日(日)13:30-14:30 |
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会場 | 飛騨・世界生活文化センター(メイン会場・テーマブース内) |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 |
申込方法 | 本記事の「参加する」をクリックし、フォームより申し込みください。 |
- 企画:株式会社飛騨の森でクマは踊る
- 主催:飛騨の家具フェスティバル実行委員会、協同組合 飛騨木工連合会
【ご注意】
・定員に達しましたら申し込み受付を終了します。
・イベント当日の内容は、後日飛騨木工連合会・ヒダクマ・登壇者の皆さまのオウンドメディアに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
当日のプログラム
13:30-13:35 | イントロダクション 井上 彩(ヒダクマ) |
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13:35-13:55 | 「森林の恵みと私たちのくらし」 徳地 直子 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター 教授) |
13:55-14:05 | 「暮らしの足元にある”思い”を見える化する意味と価値とは?」 法理 樹里 氏(農林水産省 農林水産政策研究所 主任研究官) |
14:05-14:15 | 『「飛騨」を訪れた大学生たちの地域イメージ』 張曼青 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教) |
14:15-14:30 | セッション「飛騨の森と人とこころの多様性」 全員 |
14:30 | 終了 |
Speakers
徳地 直子|Naoko Tokuchi
京都大学 フィールド科学教育研究センター
森林生態系部門 森林育成学分野 教授
京都大学農学研究科卒業。京都大学農学研究科助手、フィールド科学教育研究センター准教授を経て、現職。専門は森林生態系生態学。森林生態系での窒素の循環に関わる研究をしていますが、そこから派生して私たちの生活と自然の関わりに興味が広がり、所属機関のミッションである森里海連環学-生態系間、生態系と人とのつながり-について考えています。
法理 樹里|Juri Hori
農林水産省 農林水産政策研究所 主任研究官
広島大学大学院生物圏科学研究科修了。京都大学学際融合教育研究推進センター特定研究員、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究員を経て、現職。専門は心理学。自然の恵みを上手に活用することで、今より少しだけ幸せになれる未来への話し合いを活性化させるためのコミュニケーションツールとして援用できる知見の蓄積を行っています。https://www.maff.go.jp/primaff/about/closeup/hori_juri.html
張 曼青|Manqing Zhang
京都大学 フィールド科学教育研究センター 特定助教
大阪大学大学院人間科学研究科で博士課程を修了し、現在、京都大学フィールド科学教育研究センターで特定助教として勤務しています。専門は農村社会学、環境社会学です。中国の安徽省出身で、日本と中国の農村地域でフィールドワークを実施し、聞き取り調査と参与観察をしてきました。里山資源の利用とその変遷、そして地域住民の里山経験に関する研究を行っています。
井上 彩|Aya Inoue
飛騨の森でクマは踊る 取締役/CMO
島根大学教育学部、武蔵野美術大学彫刻学科卒。
2018年ヒダクマ入社。公式サイトからの情報発信やメールマガジンなどを担当。森と人との接点をつくることに楽しさを感じながら活動中。飛騨で好きな食べ物は、朴葉寿司。