
地域素材とものづくり。和紙・菅・飛騨の森にある素材の可能性を探る「飛越素材の実験室」プレイベント




これからの共創のための飛越のマテリアルトーク
身の回りにある素材を使ってものづくりをすること。かつては当たり前のように行われてきたことですが、今ではどこの材料で誰がつくっているのかがわからない状況の方が当たり前になっています。
トトンとヒダクマで開催してきた「飛越暮らしのMeetup」。このミートアップを通して、私たちは飛越の暮らしには「あるものを最大限に活用する」といった共通項があることに気づきました。
その「あるものを最大限に活用する」という地域性を活かしながら、様々な分野で活躍する実践者とともにこれからのものづくりを提案するライフスタイルブランドをつくりたいと思っています。
今回のイベントでは、その第1弾として飛越エリアの素材とそのものづくりにフォーカス。「和紙」「菅(すげ)」「飛騨の森のマテリアル」それぞれの素材を使ったものづくりを行う方々をゲストにお迎えし、3つの素材に関する知識やこれらの素材を使ったものづくりやその背景をうかがいます。
これらの素材を使ったものづくりは古くから技術を伝承し、産業として続いてきたものがほとんどですが、近年の生活様式の変化や産業構造の変化から需要が縮小しているという問題もあります。そこで、今回のイベントでは、これらの素材やものづくりのこれからについても考える機会とできればと思っています。
本イベントはお申し込み不要。当日、本サイトに掲載しておりますYouTubeリンクからご覧ください。
こんな方におすすめ
- トトン・ヒダクマとともに地域に関わりながら素材の可能性を探ることに興味がある方・クリエイター
- 地域産業を深り、地域の暮らしの中に組み込みたいと考える方・クリエイター
- 「和紙」「菅」「飛騨のマテリアル」の素材とものづくりに興味がある方
About the event イベント詳細
飛越のマテリアルを使ったプロダクトをともに考える仲間を募集します。
7月15日にはトトンを会場にこの3つの素材「和紙」「菅」「飛騨の森のマテリアル」の新たな活用法のアイデアを募るイベント「飛越素材の実験室」を開催予定です。本イベントは、そのプレイベントとして企画しています。トトン・ヒダクマとともに地域に関わりながら素材の可能性を探ることに興味がある方、地域資源を活用したプロダクト開発をしたいクリエイターの方のご参加をお待ちしています。
開催情報
開催日 | 2023年07月04日(火)16:00-17:30 |
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会場 | オンライン開催 |
配信 | YouTube |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 参加自由・申し込み不要(*実施後、当日の動画アーカイブを公開予定) |
ご注意
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- イベント当日の内容は後日ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
- 当日、下記YouTubeからご覧ください。
■ 共催:トトン、株式会社飛騨の森でクマは踊る
■ お問い合わせ:ヒダクマイベント事務局
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686
当日のプログラム
16:00-16:10 | Introduction 「飛越素材の実験室」について |
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16:10-16:55 | 「和紙」「菅」「飛騨のマテリアル」素材とものづくり |
16:55-17:15 | 飛越素材のものづくりのこれから |
17:15-17:25 | 質疑応答 |
17:25-17:30 | クロージング |
Speakers
川原 隆邦|Takakuni Kawahara
1981年生まれ。蛭谷和紙唯一の継承者、伝統工芸師 米丘寅吉氏に師事。日本民藝館展日本民藝協会賞、U-50国際北陸工芸アワード最優秀賞を受賞。国内外で展示を行う。ディズニーJapanclassicシリーズ制作や日本三霊山立山護符復元担当など幅広く活動。「先人から授かった知恵を生かし、材料栽培から一貫した和紙づくりをしています。自らの創意工夫を加え、新たな創作活動に取り組んでいます。」
Web: http://www.birudan.net/
Instagram: https://www.instagram.com/kawahara31/
中山煌雲|Kown Nakayama
高岡民芸(株)代表。2015年に修業開始、2018年に菅笠製作技術保持者として認定。
修業時代から盛んに作品を発表し、高岡クラフトコンペティション、高岡市民美術展など受賞。ロエベクラフトプライズ等にも出展。ドール用の菅笠、菅笠を応用したスピーカーなど、枠にとらわれない発想で菅笠の領域を広げる作家活動に邁進している。
Web: https://takaokamingei.co.jp/ko-wn/
Facebook: https://www.facebook.com/kown.japan/
Instagram: https://www.instagram.com/ko_wn.japan/
黒田 晃佑|Kousuke Kuroda
ヒダクマ 森を事業部 森のクリエイティブディレクター
大阪府出身。大学で建築と木工を学んでいるうちに、光の現象に興味を持ちフィンランドへ暮らしと共にある家具や照明のデザインを学ぶために留学。そののち、木という素材の扱いを家具に限定せず考え森と関わっていくヒダクマに興味を持ち2019年から参加。人と素材、デジタルとアナログなど事象と事象のバランスを調整したり、繋ぐことで新しいものや価値を創る事を目指す。日常や生活を大切にしていて、散歩や音楽を探したりが趣味。
「飛越素材の実験室」素材の可能性を探るアイディエーションイベント【7/15 トトンにて開催】
7月15日(土)にトトンを会場に、トトンとヒダクマと共に地域に関わりながら素材の可能性を探るアイディエーションイベントを開催します。
今回のテーマに合わせて飛越の素材として、「和紙」「菅(すげ)」「飛騨の森のマテリアル」をピックアップ。素材のプロとともに、実験をしながらアイデアを出し発表会を行います。このイベントをきっかけに、商品化となる可能性も。
詳細は、こちら