建築家・古市さんに聞く「木のある空間の魅力」
Introduction
はじめに
とある集合住宅の一室。ロフトワークが運営するクリエイターのためのレジデンス《 Kanamaison(カナメゾン)》。飛騨のサクラの木をふんだんに使用し、デザイン、アートが調和した空間は、過ごす人の創造性を心地よく刺激します。《 Kanamaison 》は、建築家・古市淑乃さんとアーティストの森山茜さん、ヒダクマとのコラボレーションにより生まれました。
ここが生まれたきっかけやプロセスを、古市さんのインタビューで振り返ります。飛騨の木の魅力や、木がもたらすあたたかさ、制作過程での古市さんとヒダクマとの関わりのお話。古市さんがリニューアルデザインで初めてヒダクマと関わったFabCafe Tokyoでお話を伺いました。
Photography:Gottingham (Kanamaisonの写真のみ) Editing:ヒダクマ編集部
ここが生まれたきっかけやプロセスを、古市さんのインタビューで振り返ります。飛騨の木の魅力や、木がもたらすあたたかさ、制作過程での古市さんとヒダクマとの関わりのお話。古市さんがリニューアルデザインで初めてヒダクマと関わったFabCafe Tokyoでお話を伺いました。
Photography:Gottingham (Kanamaisonの写真のみ) Editing:ヒダクマ編集部
Kanamaison(カナメゾン)をつくることになったきっかけを教えてください。
かなり思い切ったフルリノベーションです。
壁を剥がしているのでコンクリートの冷たい印象がありそうですが、実際に過ごしてみてそんな感じがしないのは、木の存在があるからかもしれません。
古市さんは飛騨に行ったことはありますか?
Kanamaisonはオールサクラと言っていいほど、サクラの木が使われていますね。
なるほど。サクラがいっぱい使われている、本当のところがわかりました(笑) 制作過程で、古市さんとヒダクマとの関わりはどのようなものでしたか?
古市さんにお話いただいた木のあたたかさを、Kanamaisonにいる時に感じる気がします。
プロフィール
古市 淑乃 (ふるいち・よしの)一級建築士
1985年三重県四日市市生まれ。2010年名古屋市立大学大学院博士前期課程修了。2010-12年吉村靖孝建築設計事務所勤務。2012-15年成瀬・猪熊建築設計事務所勤務、2015-16年同事務所パートナー。2015年古市淑乃建築設計事務所設立。2018年より京都造形芸術大学 非常勤講師。 https://ysnfric.com
《Kanamaison (カナメゾン) 》
空間設計:古市淑乃建築設計事務所
ファブリックデザイン:森山茜
家具・建具・内装制作:すぎした工房、浅岡秀亮(ヒダクマ)
家具・建具・内装制作ディレクション:浅岡秀亮(ヒダクマ)
写真:Gottingham (Kanamaisonの写真のみ)