バスで飛騨に行こう!5.5時間のバス旅を存分に楽しむ為のメソッド

東京から飛騨へ行くには、電車かバスを利用して5時間ほどかかります。
5時間あれば、韓国や台湾をはじめとするアジア諸国の旅行に行けてしまうレベルです。
飛騨という場所、どこから行くにしてもなかなか遠い。これは認めざるを得ないでしょう。

「飛騨へ行きたい…でも遠い!」

そんなあなたに、5時間以上もの長旅を退屈にさせない方法を伝授します。

東京から飛騨へ行くのにおすすめの方法は?

東京から飛騨へ行くには、新幹線で富山経由または名古屋経由で行くパターンと、バスや車で行くパターンがあります。
新幹線を利用するとチケット代は片道でおよそ15,000円。5時間ほどかかります。
一方、バスは片道6,690円から。しかも時間はそれほど変わりません。

バスはよく揺れるし、窮屈で居心地が悪い…そんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、東京→飛騨間のバスはとても快適。

より広くて座り心地の良いシートには、コンセントも完備。さらに「女性専用シート」、「ひとりだけシート」といった嬉しいオプションも。もちろんお手洗いもついています。

意外と広いバス内。希望者はブランケットも借りられます。お手洗いは奥にあります。

長旅には嬉しいコンセント付き。

特筆すべきは、道中で3箇所のサービスエリアで休憩をとることができること。
このサービスエリア休憩こそがまさにバス旅の醍醐味なのです。
今回は、「バスタ新宿」から「高山濃飛バスセンター」までのサービスエリアのおすすめスポットをご紹介します。ぜひ、ご参考にしてみてはいかがでしょうか。

バスタ新宿 ロッカーを利用するならヨドバシカメラB1階を利用せよ。

新宿といえば、世界屈指の過密駅。ロッカーに荷物を預けたくても、空いていない場合がほとんど。もしロッカーを利用したい場合は、ヨドバシカメラ新宿西口本店のB1のロッカーがおすすめ。

ヨドバシカメラの地下ロッカーは高確率で空いている隠れスポット。値段も中で300円と安い。

バスタ新宿へは、JRの改札から徒歩10分ほど。

ラウンジは綺麗で、待合室の席も多め。分からないことがあったらインフォメーションセンターに聞こう。

1階にはカフェもいくつかある。お好みで、持ち帰りコーヒーを買ってからバスへ乗り込もう。

バスの乗り場はC7。ラウンジからは歩いてすぐだ。

休憩① 10分間:釈迦堂パーキングエリアで、「俺のタンメン」を食べよう。

新宿から最初の休憩は、釈迦堂パーキングエリア。ここは「ラーメン食堂」というイートインがあり、おいしいラーメンで人気のPAだ。
休憩時間は10分しかないが、早食いに自信がある人はぜひこのお店の「俺のタンメン」を食べよう。

 

釈迦堂PAのラーメン食堂。

釈迦堂PAいちばんの人気メニュー 「俺のタンメン」。770円。

たっぷりの野菜と濃厚なスープがお腹を満たしてくれるぞ。

休憩② 15分間:諏訪湖サービスエリアで諏訪湖の景色をバックにお茶をしよう。

2回目の休憩は長野県の諏訪湖サービスエリア。
こちらは休憩時間が15分あるので、ちょっとだけ余裕をもって楽しむことができる。

諏訪湖が一望できるイートイン。ここからの眺め見ながらゆったりと過ごす時間は贅沢だ。

中には手作りパン屋さんやカフェがある。

名物のカレーパン、牛乳パン。そして、上島珈琲店のカフェオレと一緒に楽しもう。

たっぷりの具の中に濃厚なチーズが病みつきになるキーマカレーパン。250円。

一番人気の牛乳パンは、ふんわりとした生地の中に甘いクリームが。200円。

諏訪を超えたら、奥飛騨の絶景を楽しもう。

松本市を過ぎ、長野と岐阜の県境に入ると、バスは山道を進み始める。
このエリアの窓からの景色は必見。

秋には紅葉が美しい渓谷。

あちこちから吹き出す蒸気は温泉。

絶壁。がけっぷちのアート。

休憩③ 10分間:平湯温泉名物「はんたい卵」とは?

最後の休憩スポットは、奥飛騨の「平湯バスターミナル」。ここでも様々なフードやお土産を購入することができるが、ぜひ少し脚を伸ばして「はんたい卵」を食べてみてほしい。

STEP1

001

バスターミナルを抜けて、温泉街の方に向かう。

STEP 2

002

休憩時間は10分しかないので、ダッシュで向かおう!
目的地はすぐそこだ。

STEP 3

003

ターミナルから小走りで1分ほど。
このつるや商店で、はんたい玉子を食べることができる。

STEP 4

004

はんたい玉子とは、この場所で湧き出た温泉でつくっている温泉玉子のこと。

STEP 5

005

見ると石垣の中に温泉が。そしてその中に玉子セッティングされている。お値段はなんと1個50円。

STEP 6

006

「はんたい玉子ください」と伝えると、お店の人がおもむろに玉子を出してくれる。

STEP 7

007

「はんたい玉子」は上から割って塩をかけて食べるのが◯。
白身はトロトロ&黄身は硬い。まさに「はんたい玉子」だ。

STEP 8

008

はんたい玉子は持ち帰りができない。ツルンと食べたら、再びダッシュでバスへ戻ろう。

ちなみにバスターミナル内には足湯もある。卵の気分でない場合はこちらを楽しむのも◯

終点、高山濃飛バスセンター。

高山へついたら、あとは電車に乗り換えて飛騨古川へ向かおう。

高山駅では、飛騨の匠の木工製品に触れることができる。

昔ながらのきっぷ。改札では駅員さんがスタンプをパチンと押してくれる。

飛騨古川へ。お疲れ様でした!

高山駅から飛騨古川へは、おおよそ20分。
飛騨古川駅からヒダクマ / FabCafe Hidaへは徒歩で約15分。

いかがでしたか。この楽しみ方を知っていれば、5時間以上にも及ぶ道中も存分に楽しむことができます。バス旅は電車では味わえない楽しみ方があり、しかも値段は電車の1/3ほど。時間も電車とそこまで変わらないので、おすすめです。

あなたもぜひ、バスで飛騨へ来ませんか?

飛騨での楽しい時間をご提案します。

飛騨へお越しの際は、ぜひFabCafe Hidaへお立ち寄りください。

木工やデジタルものづくり、森歩き、ご宿泊からカフェでの時間をお楽しみいただけます。
● FabCafe Hidaの木工体験プラン


ヒダクマ / FabCafe Hidaのスタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

Contact Us

私たちとプロジェクトをはじめてみませんか?

Hidakuma

飛騨の森でクマは踊る
FabCafe Hida:〒509-4235
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-17 
飛騨古川駅から徒歩5分
TEL 0577-57-7686 FAX 0577-57-7687

森の端オフィス:〒509-4256
岐阜県飛騨市古川町高野287-1 
FabCafe Hidaから徒歩10分