トチ Conker
白くきれいな光沢とさざ波模様が現れるユニークな木。
- うすいいろ
- かるい
- やさしいもくめ
- やわらかい
在庫状況
最終更新:2020年4月22日
厚み | 幅 | 長さ | 在庫数 | 在庫立米 | 在庫状況 | 備考 |
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36mm | 約250mm | 2100mm | 21枚 | 0.39 | 乾燥済 | H |
36mm | 約250mm | 2100mm | 7枚 | 0.13 | 乾燥済 | H/杢有 |
60mm | 約250mm | 2100mm | 3枚 | 0.09 | 乾燥済 | H/厚材 |
38mm | 約250mm | 2100mm | 1山 | 0.20 | 乾燥済 | N |
木材としての特徴
散孔材。材の乾燥は容易だが、狂いが出やすく、また条件が悪いと腐れが早い材。巨木になるものが多いので、昔はくり抜いて臼を作るのにもよく使われた。色白できめ細やか、淡く味わいがある色にきれいな光沢がある。様々な杢(もく)が現れ、特に板目面のリップルマーク(さざ波模様)は大きな特徴。
樹としての特徴
トチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹。類似種のマロニエ(セイヨウトチノキ)は、パリの街路樹として有名。春から初夏にかけて、上向きに円すい状の大型の花を多数咲かせ、ミツバチやハナバチ類の蜜源になる。実はすりつぶして栃餅や栃の実煎餅などをつくる。小学校の国語の教科書にも採用されている児童文学『モチモチの木』に登場する木はこのトチノキ。
サンプル動画
動画撮影協力:岐阜県生活技術研究所
COMMENT
綺麗な白色。真っ白で杢(もく)が綺麗にでるものから、クリーム色、琥珀色まである。凛とした美しさが魅力。反面、傷つきやすい、朽ちやすい印象。繊細です。
ヒダクマ黒田
若いトチは真っ白。大きく成長するごとに色と表情が出てくる印象。あと、飛騨のトチは杢が出る確率が高い気がします。
ヒダクマ飯山
グラスをおいた時の「コツン!」という音がちょうど良い木。硬すぎる木だとうるさい(下手するとコップが割れる)のだが、その点トチは良い。個人的にテーブル天板に使いたい。
ヒダクマ浅岡
昔からトチの実は貴重な食糧でむやみに伐らなかったため、まだ大径木が残っている。カビやすいのが欠点だが、やわらかくて加工しやすい。白くて木目がやさしいので洋風にはぴったり。
西野製材所・西野さん