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クリ chestnut
縄文時代から重宝されていた耐久性に優れた木材
ブナ科クリ属の落葉広葉樹。環孔材。
硬く、粘りがある、水に強く耐久性に優れている、暴れや割れが少ない。
日本人は、これらの特徴を活かして、縄文時代から建物の土台や枕木等さまざまな用途に使われてきた。
耐久性の強さを利用した建材としての利用方法の他に、独特の美しい木目から家具材としても人気がある。
木の特徴
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- 耐久耐水性
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耐久性、耐水性に優れており、また、虫害や腐食に強いので、防腐・防虫処理がなかった時代には家屋の土台として重要視された。
- 用途
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- 家屋土台
- 枕木
- 杭木
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- 硬さと粘り
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重く硬く、強度は比較的大きく、とくに粘りがある。これらの材の強さから、建築、船舶・車両用材、各種器具、家具、くりもの、彫刻など用途が広い
- 用途
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- 家具材
- 什器
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- 独特の木目
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クリ独特のくっきりとした濃い木目を活かしてテーブルの天板やカウンター材に使われる。タンニンを含んでいるので、時間が経つにつれて落ち着きのある色になる。
- 用途
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- テーブル
- カウンター
- フローリング