- ご案内
建築家・デザイナーの皆さん、飛騨古川の一大イベント”飛騨古川祭り”に舞い、”木工”に明け暮れませんか?
建築家やデザイナー向け宿泊プランのご案内です。
4月19日、20日は飛騨古川の年間最大行事、飛騨古川祭り。質の良い地酒と祭りに酔いしれた後は、この地に息づく木工を楽しみませんか?
天然無垢材活用、木づかいの空間づくりにご興味ある方、デジタルを活用し従来の木工加工の限界に挑戦したい方にオススメです!
こんにちは。飛騨はまだ時々雪も降りますが、春の息吹を感じ始めた今日この頃です。特に苦味のある蕗のとうの揚げたてを口にほおばった時にほとばしるあの春の香りはもう、ひとしおです。さて、今回は、冬の静寂から街が目を覚ます瞬間、全国から数万人もの人が集まるあの飛騨古川祭の鑑賞 + 木工を楽しむスペシャル宿泊プログラムです。
まず、飛騨古川祭とは、飛騨の守り神と言われている丘のてっぺんにそびえる気多若宮神社の例祭。飛騨古川祭は、「神輿行列」と祭りの開始を告げるために打ち鳴らしたといわれる「起し太鼓」と絢爛豪華な9台の「屋台巡行」です。その歴史は、屋台が1776年(安永5年)、起し太鼓が1831年(天保2年)にまで遡る。1980年(昭和55年)に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年12月に無形文化遺産に登録された日本三大裸祭りの一つ。
そんな飛騨古川祭からインスピレーションを得たいと、毎年通うアーティスト、スポーツ選手、ミュージシャンもいるほどです。
さて、ここからが本題です。(前置き長すぎましたね。でもそれくらい一見の価値ありな祭なのです!)
そんな特別な日に合わせて、ヒダクマからスペシャルプログラムをご案内します。
おすすめポイント!
*お祭りの起こし太鼓を目の前で見られる!
*飛騨の美味しい日本酒を堪能できる!
*木の知識と木工技術が身につく!
*試作用広葉樹を無料で使える!(机の制作などは別途原材料がかかります)
(左)古川祭りFabCafe Hida 2Fからの眺め
(左)広葉樹いろいろ
(右)FabCafe Hidaデジタル木工房で自作でテーブル天板をつくっている様子
(左)ろくろ器を使って椅子の脚をつくっている様子
(右)レーザーカッターを使ってジグをつくり、鋭角な椅子の脚を切っている様子
(左)FabCafe Hidaデジタル木工房でCNCミリングマシンの設計と実行をしている様子
対象:
現在、建築家や家具デザイナーの方
日程:
4月19日(水)〜21日(金)
プログラム:
4月19日(水)
午後 飛騨到着 *アクセス情報はこちらより https://hidakuma.com/access/
午後 古川街歩き(自由行動)
18:00 お祭り鑑賞
*FabCafe Hidaの2Fは特等席です。飛騨郷土料理をつまみながら地酒を楽しみましょう。
4月20日(木)
10:00 生活技術究所からのレクチャー *1
12:00 昼食
13:00 ヒダクマ工房でプロトタイピング *2
*オプションとして、ご希望の方には岐阜県でも有数の広葉樹を扱う製材所へご案内します。
17:00 帰宅される方は飛騨古川駅へ (東京へは17:32飛騨古川発 富山周りが最短です)
19:00 引き続き滞在される方は夕食
*1 生活技術研究所では、木製家具の強度/耐久指標についてのインプットとその他、FAQを設ける予定です。
*2木材と木工機械を自由にご利用いただけます。木工とFabを専門とするスタッフ常駐。楽しみながら一緒にものづくりができます。
4月21日(金)
ご希望の方は引き続き制作
定員
4名
金額
・1泊2日宿泊プラン
料金:20,000円/人
プラン:夕食、朝食、工房使用、宿泊費込み
・2泊3日宿泊プラン
料金:30,000円/人
プラン:夕食、朝食、工房使用、宿泊費込み
お支払い方法
現地で現金かクレジットカードにてお願い致します。
お申し込み先
以下のフォームからお申し込みください。
https://goo.gl/forms/
お電話でもご予約承ります。
0577-57-7686(担当:森口)
これまでにFabCafe Hidaの工房で生まれた試作品いろいろ
壁継(大野友資)
ジョイントのメス側を設置し、雄側を3Dプリンターで要求に合わせてその都度制作することでフレキシブルに壁面をハックすることができる仕組み。ジョイントには伝統的な継手と呼ばれる大工仕事を用い、繊細な手仕事と最先端の技術を掛け合わせている。
異素材コラボまぜまぜ広葉樹テーブル(岩岡孝太郎)
(左)多様な樹種を組み合わせてつくったテーブル天板と、3Dプリンターで出力したジョイントを利用した脚部分で構成されている
(右)上記の鉄版ジョイント
(左)KINOKO (デザイン:ツバメアーキテクツ、制作:Hida Collection)
(右)まぜまぜ広葉樹将棋(デザイン:ideasketch、制作:堅田 恒季)
(左)助け合って支えるベンチ(デザイン・制作 桑原茂)
(右)彫刻できるベンチ(デザイン・制作:Jason Hare & Karen Hare)
(左)浮造のコースター(デザイン・制作 深地宏昌)
(右)活花シャンデリア(デザイン・制作:Smart Craft Studio 2016 参加学生 Team 3)
過去の建築家デザイントリップBlog
https://hidakuma.com/blog/wooddesigntirp/
まぜまぜ広葉樹テーブルづくりの体験Blogはこちらから
https://hidakuma.com/blog/tableselfproduction/
FabCafe Hida
FabCafe Hidaは、江戸時代から飛騨古川の町で ”宝もの”として愛されてきた元酒蔵の古民家「熊崎邸」を、建築家の中山英之氏による設計、飛騨古川の田中建築による施工によりアップデートしたデジタル木工房 兼 カフェです。全600平米におよぶ施設には、木工機械やFAB機材を常設した酒蔵の雰囲気を残すデジタル木工房、文化の変遷を感じられる時代感を残したカフェが一体となっており、美濃和紙を使った巨大提灯や西陣織をあしらった畳のへりなど、そこかしこにアート性が盛り込まれた個性的なクリエイティブ空間です。FabCafe Hidaの特徴は、個性に満ちた様々な樹種の広葉樹を素材に使えること、神社仏閣や京の町並みをつくった飛騨の匠が見出した組み木などの伝統木工技術にアクセス可能なことです。
木工 x FABスタジオ
以下の機材とFabマシンをご利用可能です。
利用可能時間は9:00〜19:00です。(近隣が住宅街のため19時以降はお静かにお願い致します)
デジタル機器と木工機器の詳細
宿泊サービス
チェックイン: 15:00~18:00
チェックアウト: 11:00
朝食:8:00~9:00
部屋タイプ:シェアルーム
シャワールーム2、浴室(シャワー付き)1
お部屋