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ヒダクマ秋祭りレポート

ヒダクマ秋祭りレポート

こんにちは。

FabCafe Hida女将のあっこです。

10/17 (土)-18 (日)の2日間にわたりヒダクマ秋祭りを開催しました。

日本全国いろんな地域から、そして子供から若者、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで

いろいろな年齢の人にお越しいただきました。

開催のために掃除から当日の運営までお手伝いただいたボランティアスタッフの方々、

そして展示やワークショップ、販売出店をしてくださった皆さまのおかげで盛況に終えることができました。

移住して4ヶ月という期間でこの規模のイベントをできたことは、今回携わってくださった皆さまのおかげです。

この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

そして、おひとりおひとりが、この秋祭りを通じて何か少しでも持って帰っていただけたようであればとても嬉しいです。

それでは、秋祭りの様子を写真とともに振り返りたいと思います。

飛騨古川は絵のように美しい街並みが日常生活にある町です

飛騨古川は絵のように美しい街並みが日常生活にある町です

 

FabCafe Hidaの表玄関で覗き込む高校生たち

 

まずは飛騨市の井上市長からご挨拶でスタート

 

イノベーション工房[f.Labo]による「第4回 展開図武道会 〜この椅子いいっすね!」の展示

イノベーション工房[f.Labo]による「第4回 展開図武道会 〜この椅子いいっすね!」の展示

 

作品の数々

作品の数々

 

座り心地を体験し投票するみなさん

 

子供達も体験!座りごこちはどう?

 

木材で遊ぶ子供たち、楽しそう!

木材で遊ぶ子供たち、楽しそう!

 

COMAYOSEワークショップに参加しアクセサリーをつくる皆さん。集中してますね。

 

かわいい作品の数々

かわいい作品の数々。ちなみに「COMAYOSE」とは、レーザーカッターを使用してパーツを切り出し、細かい(COMA)木材を寄せて(YOSE)つくる現在版寄木細工です。今回のワークショップでは、漆を麻布で固めて板状にし、レーザー加工を可能にした「乾漆シート」も使用します。
「乾漆シート」とは宮城大学土岐謙次氏と、仙台に工房を構える(株)郷自然工房佐藤和也氏が開発している新しい漆素材です。漆というと、赤と黒のイメージをもつ方も多いかもしれませんが、漆からは黄緑や青などの様々な色をつくることができます。複数の色から好きな色のパーツを選び、COMAYOSEに貼り付けて使用します。

 

鎌倉から来られたKuluskaさんによる、「つながるキーホルダー」のワークショップ。楽しそうですね。

 

こんな作品ができました!

 

野草グラノーラワークショップは大人気!

 

坪庭で、飛騨の美味しい水とお米を使った餅つきワークショップを開催。荏胡麻やお味噌をつけて食べるお餅は大人気で列ができるほどでした。

 

お天気にも恵まれ坪庭くんも良い役目を果たしました

 

飛騨の伝統料理、こも豆腐をつくるワークショップ。飛騨は豆腐が美味しいのです!

 

AISINさんによるお絵かきミシンの体験コーナーや、FabCoreさんによる3Dプリンターのデモ、飛騨古川の大洞着物店さんによる着物でつくるバックのワークショップコーナーでいろんなものづくりを体験される方々。

 

飛騨古川の大洞着物店さんによる着物でつくるバックのワークショップは若い女性やお母さんがたにも人気で、完成したクラッチバックは超おしゃれ!

飛騨古川の大洞着物店さんによる着物でつくるバックのワークショップは若い女性やお母さんがたにも人気で、完成したクラッチバックは超おしゃれ!

 

「飛騨の木を知るツアー」へ出発する参加者たち。

「飛騨の木を知るツアー」へ出発する参加者たち。

 

飛騨古川にある広葉樹専門の製材所を見学。製材の工程や木の特性を教わりました。原木の皮を剥くデモンストレーションもしていただきました!

 

次は「飛騨の匠文化館」で「継手」や「仕口」の技術を学び、参加者の皆さんからは、組木の技術を現代の建築やデザインに活かすアイデアをいただきました。

 

飛騨の匠の技術と心意気を受け継ぐ大工棟梁、金子公彦さんの仕事場とご自宅にもお邪魔しました。大工のこだわりと技術に皆びっくり。

 

古川で木工房とCalm’s cafeを営む木工職人、堅田恒季さんの工房を見学しました。さっそく、自分が木でつくりたいものを堅田さんに相談する参加者も。

 

Oak Village佐々木さんと飛騨古川で林業ベンチャーを経営しきこりをしている宮本さんによる「森と木と音と」をテーマにしたトークショー。佐々木さんにはこれまでの音響と木工加工に携わってきた経験からの木材と音の関係性そして森の重要性のお話を、そして宮本さんには、音好きとして、きこりをやりながら感じる木材と音の深い関係性のお話をしていただきました。

 

Oak Villageさんによる広葉樹を使ったスピーカー制作の裏話。初めての球体のスピーカーづくりに臨んだ家具手加工一級技能士の資格を持つ職人、澤岡さんによる苦労の制作工程を映像と共にご説明いただきました。

 

澤岡さんの手によるスピーカー。左がケヤキの木。右がクルミの木。木目がとっても美しい。

 

丹精込めて完成したスピーカーを蔵の金庫の上に並べるOak Village取締役副社長の佐々木さん。佐々木さんがいらっしゃらなければこのスピーカーはできていませんでした。日本オーディオ協会認定DHTスペシャリストとして、そしてOak Villageで木材加工に長年関わってきた佐々木さんだからこそ受け入れられたヒダクマの超最短納期の無謀な依頼。

 

蔵でスピーカーを聴く様子。その繊細な出来に歓声が。今回聴いていただいたのはケヤキの木で作った方ですが、くるみの木も次の機会にぜひ聴いてみていただきたいです。ケヤキは硬い素材、くるみは柔らかい素材で出力される音がどのように異なるのかを知りたいですね。

 

レーザーカッターで思い思いの彫刻やスタンプを作る参加者たち。これからいろんな試み、実験をしていってくださいね。

 

レーザーカッターで携帯電話にヒダクマのロゴを刻み込んで満足げなご様子

 

林千晶を中心に、「森と人との共生をデザインする」をテーマに話し合いました。林業に携わりきこりをされている立場から、家具メーカーの立場から、地域活性に関わる立場からなど、様々な観点でお話を聞けました。共有から何かが生まれていく。議論を繰り返し研ぎ澄ませていくことの重要性を改めて感じるひと時でした。

 

林千晶、諏訪、竹本の3者から「ヒダクマの今後」についてお話をし、質問も活発にしていただきました。これまでの事例として、職人とデザイナーのコラボにより生まれた製品のご紹介、建築家による製材所での木材購入から企業のクリエイティブスペースづくり、海外の大学の来夏のキャンプの予定などについて共有させていただきました。

 

ヒダクマ代表の林千晶、取締役の諏訪と竹本の3人

 

FabCafeの岩岡による「組み木 x FABの未来」についてのトークセッションで斬新な質問をする富山から参加されたアーティストさん。

 

たむらぱんによるランチライブ。そのスウィートなヴォイスと心温まるメッセージで、とてもハートフルな雰囲気で会場が包み込まれました。ボーカルの田村さんは飛騨国府のご出身、ギタリストの野村さんは飛騨古川のご出身で、今は都会に暮らすお二人からは飛騨を別の視点で見ることができ、またぜひ飛騨に来たいとおっしゃってくれています。次回が楽しみですね!

 

餅を堪能するたむらぱんとギタリスト野村さん、そして林千晶

 

飛騨産業 x 芸大中山研によって完成した半製品の椅子たち。FabCafe Hidaのリノベを担当している東京芸術大学の中山研究室がコンセプト提案をし、飛騨産業に作っていただいた椅子たちは半製品。家具がどういう工程を経てひとつの完成品になるのかをお見せし、触って体感していただきたいのであえての半製品です。完成品だけではその椅子がどういう工程を経てそこに至ったかがわかりません。ものづくりを行なっていくヒダクマ、そしてその拠点となるFabCafe Hidaでは、工程を見られる、感じられるアイテムを使用していきます。

 

FabCafe Hidaのデザインと設計のお話をする東京芸術大学の中山英之先生。江戸、明治、昭和の混在する元酒蔵の古民家。現代の流れとして、昭和の時代を削ぐ傾向が一般的な中、中山先生は昭和時代の”つくり”も、その産業復興の時代背景や頑張ったお父さん達世代に敬意を示し、上手に伝承する方法を模索しています。新しい形って、なにも過去を否定することではないですよね。過去があって今がありその上に未来がある。だからそれも全部リスペクトして次世代を作っていこう、そんな姿勢をヒダクマとして見せていきたいです。

 

飛騨古川にてFabCafe Hidaの設計を担当してくださっている田中建築の田中さんと、古民家改装においてとても重要な”電気”の設計と取り付けを担当されている宮嶋さん。秋祭りに向けてほぼ徹夜でものすごい進展度で完成に近づけてくださったお2人には一生頭が上がらないくらい感謝しているヒダクマです。

 

ヒダクマのオフィシャルムービーを制作しているDrawing and Manualさんにインタビューを受けるヒダクマ取締役の竹本。D&Mさんの一ミリも妥協を許さない作品づくりの姿勢にいつも感銘を受けます。

 

東京から参加したフレッシュなもぎたてレモネードを提供するSqueezeチーム。大盛況のため、レモンガールたちは腱鞘炎になりそう!

 

秋祭りに向けて”ヒダっクマんじゅう”の試作を繰り返し、ようやく当日を迎えた大久保製菓の大久保さん。彼の作るケーキや和菓子は本当に美味しいのです!

 

大久保さん力作、ヒダックマんじゅう。黒クマのほうがちょっと人気。

 

飛騨で徹底したこだわりで有機野菜をつくっているありがとうファームの雲英さんのトマト。ひと口食べると、その豊かな大地と太陽の味がほんわりと口の中に広がり、甘みと酸味が順番に滲み出てくる。たった一粒で幸せな気分にしてくれる宝石のようなトマトです。

 

渡辺酒造店による日本酒試飲コーナーです。透き通るような味わいに、試飲をしてからその透き通る美味しさに感動し、渡辺酒造店に買いに行くお客さんも多かったです

 

お昼のチキンカレーとほうれん草カレーは大人気!

 

カレーを楽しむKuluskaさん夫妻。

 

ベジタリアンマフィンやサラダが入ったカップや地元の食材を提供する出店者さん

 

展開図武道会の授賞式。

 

ヒダクマのプレオープン祝いに渾身のプレゼントを持ってきてくださった飛騨古川でcalm’s cafeを経営する木工職人、堅田さん。ヒダクマのあらゆる変化球的発注も全て受け止めるスーパーマン的存在でいつも助けられています。

 

秋祭り終了!スタッフみんなで「はい、ヒダっクマ!」

FabCafe Hidaは、これを機にようやく産声をあげ、2016年春に正式にオープンいたします。

それまでは、ワークショップやトークショー、集いの会、語る会など飛騨の地元のみなさんが集まったり、

他地域から来られた人と交流できる機会などで盛り上がれるような企画をしていきます。

レーザーカッターや3Dプリンターを使ったものづくりも楽しみましょう!

皆さんが気軽に来られて、学べる、つくれる、共有できる、楽しめるような空間をつくっていきたいと

思っているので、いろんなアイデアやご意見、どんどん教えてください。

FabCafe Hidaでお待ちしております!

そしてイベント情報や定期的なニュースの発信は本ブログやFacebookで行っていきますので、

時間があるときに覗いてみてくださいな。

https://www.facebook.com/hidakuma