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100年後の森のために《Hidakuma Brand Film 2020》完成!その撮影の舞台裏を紹介

2020年、ヒダクマの「今」を伝えるブランドフィルム

ヒダクマのブランドフィルム2020が完成しました。「100年先の飛騨の森のために今できることとは何か」。飛騨の美しい風景とヒダクマに関わる様々な人の声を通じて感じてもらえる映像です。
作者は、ニューヨーク市ブルックリンを拠点に、監督、撮影監督、カメラマンとして活動するベンジャミン・ボールト氏(以下、ベン(敬称略) )。
ベンは2019年7月、東京に2日間、飛騨に一週間滞在。飛騨の地域の人々と出会い、インタビューをし、撮影は朝から暗くなるまで行われました。飛騨にある一片一片を丁寧に切り出し、再構成された約5分間の映像からは、凝縮された今の飛騨、ヒダクマや関わる人々の想いを感じてもらえると思います。
この記事では、ベン、そしてカメラアシスタントとして撮影をサポートしてくれたロフトワークの黒沼雄太さんからのコメントと、撮影の舞台裏を紹介します。

《Hidakuma Brand Film 2020》

英語(EN)ver.はこちら。

Hidakuma // Forests of Japan 

Promotional Short // 2020

Director // Producer // Cinematographer // Benjamin Boult
Line Producer // Aya Inoue
Camera Assistant // Yuta Kuronuma
Editor // Harry Shock
Composer // Jordan Plotner
Colorist // Mary Perrino

Benjamin Boult Web: benjaminboult.com

Member’s Voice

ARTIST STATEMENT

The story of Hidakuma is a story of intersections, a search for harmony between forces which appear to be in opposition. Where do environmental sustainability and economic opportunity fit into one another? How does modern technology meld into an art form born from artisanal craftsmanship? When can global collaboration inform local wisdom? How can modern life acknowledge and reflect ancient tradition? It is my hope to convey the playful curiosity which guides this small town’s woodworking cooperative, a curiosity which I hope to carry with me into the world. 

Benjamin Boult

ヒダクマの物語は交差する物語であり、双方の力の間を調和させようとする探求です。 環境の持続可能性とビジネス・チャンスはどこに折り合いがつくのでしょうか? 現代のテクノロジーは、職人技から生まれた芸術的な手仕事とどのように融合するのでしょうか? グローバルコラボレーションは、いつ地域にある知恵を知らせることができるのでしょうか? 現代の生活はどのようにして古代の伝統を認識し、反映できるのでしょうか? この小さな町の木工に関わる共同体を導く、遊び心ある好奇心を世界中の人々に届けたいと思っています。

ベンジャミン・ボールト

飛騨に生きるこころよき人々との出会いに満ちた撮影紀行でした。
何よりもまず、今回の撮影に、人生の貴重な時間を分け与えてくださった皆さんへ、心からの感謝を。
撮影中、最近めっきり分け入ることの減った、深い広葉樹の森の中の匂いを、ふと思い出しました。
瑞々しさを孕んだ空気の中に、様々な木々・草花・生きもの・死にもの・土の匂いが、綯い交ぜになって漂い、一歩歩く度に変わり続けるあの香り。
香りの主たちは私たちのためにいるわけではなく、私たちと同じように、勝手気ままに自ずと然るべくあるので、なかなか思い通りにはなってくれませんが、私たちと同じように、深く耳を傾けて声を聞こうとする相手には、宝物を分けてくれるようです。
飛騨には、そんな宝物を分けてもらうために必要な、技芸や心を持って生きる人がたくさんいるのだなと、懐かしく希望に満ちた、こころよい気分になりました。
今回Benが、飛騨の皆さんの声から創り上げたこの映像が、誰かが飛騨で宝物に出会うきっかけになってくれることを願っています。

ロフトワーク 黒沼 雄太

写真でふりかえる、撮影の舞台裏

飛騨に向かう車中。機材などたくさんの荷物とともにやってきた

猪谷駅では荷物を運ぶのを車掌さんが手伝ってくれた

撮影初日はイバタインテリアの工場を撮影。同じ時期に滞在していたニューヨーク州立大学バッファロー校のニック先生と学生たちの合宿の様子も撮影しました。

学生たちはイバタインテリアの曲げ木加工を見る

学生たちが見学を終えた後も撮影を続けさせてもらう

イバタインテリア井端社長との記念撮影

ヒダクマの松本から森やヒダクマの取り組みについて話を聞くベン。撮影は夜遅くまで続いた

合宿プログラムで行われたかご編みアーティストの佃さんのワークショップ

飛騨の匠文化館にて組木や道具を撮影

鯉を撮影していると子どもたちが集まってきた

撮影を依頼したヒダクマ会長の林。久しぶりの再会に喜ぶ二人

大工・田中さんを撮影する様子

工房で田中さんが作ったものを見せてもらう

田中さんと記念撮影

西野製材所

西野さんと記念撮影

雨の中行われた飛騨市広葉樹まちづくりセミナーのフォレスター研修

その日の研修終了後撮影にご協力をいただいた

セミナーの講師でスイス・フォレスターのロルフさんと

やわい屋

やわい屋の前には美しい田んぼが広がっている

店主の朝倉さんと記念撮影

撮影当時、施工中だった閃き堂の谷澤さんにも撮影にご協力いただいた

谷澤さんと閃き堂の建物を手掛けていた大工の渡邉さんともお会いすることができた

ランチで行ったおそば屋さん「弥助」はベンのお気に入り

Special Thanks!!

製作にあたり関わってくれたベンをはじめとする製作メンバー、そして地域の皆さまに心より感謝を申し上げます。
私たちはこの映像が多くの方に届けられることを願っています。

安峰山にて