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トレッキング×カフェで森を味わう 新体験プラン、企画進行中!

こんにちは。ヒダクマの宿泊担当のゆうこです。

飛騨の魅力のひとつ、森。町を取り囲む山々の風景は、四季折々の豊かな表情を見せ、人々の心を惹きつけます。

飛騨に来たら、町中の喧騒から離れて森へ行き、新鮮な空気をたっぷり吸い込み、のんびりとした時間を満喫したいと思われる方がいらっしゃるのではないでしょうか。あるいは、木の好きな方、木を使ったものづくりに興味がある方は、その木がどんな森にどのようにあったのかを実際に行って知りたいと思われるかもしれません。

ヒダクマでは、FabCafe Hidaのある飛騨古川の町から近い場所で気軽にトレッキングを楽んでもらえるよう、来春に向けた新しいプログラムの開発を進めています。

本ブログでは、その過程で行ったモニターツアーの様子をお届けします。

小坂でのはじめてのカフェトレッキング。そして飛騨古川の安峰山へ

ヒダクマは新しいプログラムの開発にあたり、小坂で森のガイドとして活躍されているNPO飛騨小坂200滝の皆さんに協力を依頼。はじめにヒダクマスタッフで、紅葉真っ盛りの秋に彼らの本拠地である飛騨小坂を訪れ、人気のツアープログラム「カフェトレッキング」を体験しました。

小坂町には200以上の滝があります

紅葉にうっとりしながら歩きます

ハンモックでお昼寝や読書を楽しんだり

美味しいランチとコーヒー、デザートをいただきます

小坂では、森や滝をめぐるトレッキングと、ハンモックに揺られてゆっくり時間を過ごしたり、美味しいランチを楽しむことができます。このプログラムを企画・運営するNPO飛騨小坂200滝の皆さんは、トレッキングのガイドや、地域の子どもたちとの交流、観光事業など、自然を通じて小坂の魅力を発信しています。(小坂の滝めぐりやカフェトレッキングについては、今後改めてヒダクマのWebサイトで紹介できたらと思います。)

飛騨小坂200滝の皆さんにコースの選定、カフェトレッキングの内容などについてアドバイスをもらいながら、共同開発しているのが、FabCafe Hidaのある飛騨古川での森歩きのプログラム。「まずは飛騨古川の山へ行ってみよう!」ということで、11月28日の朝、飛騨小坂200滝+ヒダクマメンバーがFabCafe Hidaに集合し、古川の町にある「安峰山(あんぽうざん)」へ向かいました。
小坂からは3人のガイドさんがやって来ました。写真左から、熊﨑さん・米野さん・佐々木さんです。

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飛騨小坂200滝、216works ”Guide service office"代表の熊﨑さん。道中、様々な観点から森の話を聞かせてくれます

生き物や昆虫のことに詳しい飛騨小坂200滝の米野さん。拡大鏡、双眼鏡、バードホイッスル、シャーレなど沢山のツールを持ってきてくれました

飛騨小坂200滝の佐々木さん。小坂市の地域おこし協力隊・通訳案内士(英語/ポルトガル語)としても活動をされています

ヒダクマメンバーは、森林事業を担当のスタッフ、いつもはカフェや工房で働くスタッフ(松本・堀之内・飯山・伊藤、井上、カフェスタッフ大田が2歳の息子を連れて)計7名で、登山に挑みました。古川出身の堀之内は、小学生の時に登ったことがあると、懐かしげ。

安峰山は、車で頂上まで行けることもあり、早朝は雲海を観る地元の方で賑わっているそう。今回は登山を楽しむプログラムなので、登山口近くまでは車で行き、そこから歩いて頂上を目指します。

「安峰山」登山スケジュール

【コース】
・全行程往復 約6㎞
・高低差 約400m

【日時】
2018年11月28日(水) 7:00〜11:30

【スケジュール】
06:45  Fab Cafe Hida集合
07:00  出発
09:30  頂上(簡単なカフェを予定)
11:30      下山

今回は午前中だけで完結する少しタイトなスケジュールでしたが、それでも登りは2時間かけてゆっくりとガイドしていただきました。お客様へご案内するコースはこのスケジュールよりものんびりコースを想定しています。

登山口に向かいます

霧の中をずんずん進みます。登山口への道を歩くだけでも、運動不足のヒダクマスタッフは息が上がります

神秘的な空気に気持ちも引き締まります

いよいよ登山口に着くと、上着や中に着ていたものを何枚か脱ぎ出したガイドさん。
登山初心者のわたし達は、まだ寒いのにそんな軽装で大丈夫?と、疑心暗鬼。
しかし、この行動(服装)は、一つの大きなポイントでした。

登山の準備:ガイドさんの服装や持ち物を見てみよう!

【服装】
 ・速乾性のアンダーウェア(上下)
 ・シャツ(脱ぎ着しやすい化繊など速乾性のあるもの)
 ・パンツ(ロングスリーブ推奨・登山用のものがよい)
 ・登山靴(トレッキングシューズ可・ハイソックスと併用)
 ・帽子

【持ち物】
 ・ザック(以下のものが入る容量)
 ・レインウェア(上下セパレート・透湿性のあるもの)
 ・防寒着(フリース・ダウンジャケットなどでコンパクトになるもの複数)
 ・手袋(防寒・手の保護など)
 ・行動食(おやつなど)
 ・飲み物(暖かいものもあるとよい)
 ・乾いたタオル(濡れないようにジップロックなどに入れておく)

この時期は特に、防寒着(フリース・ダウンジャケットなどでコンパクトになるもの複数)や、シャツ(脱ぎ着しやすい化繊など速乾性のあるもの)が服装のポイント。
実際に登山を始めると暑かったり寒かったりと、装備での調整がとても大事になってくることがわかりました。汗をかき、暑くなってくるはずなのに、じっとしているととても冷えてくるんです。その都度、脱いだり着たりがなるべく簡単にできる装備があるといいですね。

朝霧に包まれた森

一列になって登っていきます

登山を楽しむ

途中途中、ガイドの皆さんから歩き方のコツや、植物について教わりながら登って行きます。
ある場所まで登ると、目の前の景色、樹々が違うものに変わったり、地面も香りも違いがわかって飽きることがありません。ガイドの皆さんは、その時々でその場所の特性を教えてくれます。

歩いてると、パチパチというかすかに雨の雫が落ちるような音が。
その音の正体であるとても小さな虫を発見しました。私たちはその虫が、ピョーンと大きくジャンプする様子からトビムシだと思い、大盛り上がり。(盛り上がった理由は、官民共同企業であるヒダクマの出資企業のひとつが「株式会社トビムシ」で、ヒダクマメンバーがトビムシを見たことがないからでした。)

後日談として、虫が大好きな米野さんが調べたところ、その虫はトビムシではなく、トビムシによく似たトビハムシだろうとのこと

葉っぱについた白い付着物は粘菌?拡大鏡を使って見てみます

松の葉や松ぼっくりの話を聞かせてくれた熊﨑さん

森へ入ると、静けさや自然にしかない音、形、におい、感触があり、ハッと感動を覚えます。街中では味わえない森での感覚、インスピレーションは、私たちが日常を送る上で、大事にしなければいけないものなのではないかと思いました。また森は学びの場だと感じました。

頂上での美味しい至福の時間

ようやく頂上に到着。
とても広々と視界が開けていました。

展望台では、遠くの山を眺めたり、古川の街を一望することができます

この日は天気がよく、向こう側の山や集落までバッチリ見渡すことができました

ガイドさんから貸してもらった双眼鏡で町を眺めます

山頂には、展望台、屋根がある休憩スペースやトイレもあります。
頂上に着いてまもなく、カフェの用意を始めるガイドの皆さん。

カフェの準備の様子をヒダクマスタッフは見学させてもらいました

南飛騨の萩原にある人気洋菓子店ジークフリーダのパティシエお手製の果物のコンポートの甘くて温かいジュース

小坂でのカフェトレッキングで提供しているホットサンドを慣れた手付きで作ってくれました

ヒダクマからは、FabCafe Hidaの人気メニューカヌレを持参。少し温めて

美味しいメニューに舌鼓。気の知れた仲間と食べるとなお美味しいですね

山を降りる

一休みしたら、下山します。下山は、登る時よりも体力はいりませんが、滑りやすいので、ゆっくりと歩きます。
下山では慎重になり、下を見がちですが、ふと見上げた景色にあれ?こんな道歩いたっけ?と、来た道を帰っているはずなのにちょっと不安になります。きっとひとりでいたら心細くなりますが、ガイドさんがいてくださるので安心です。

足の負担を減らすため、トレッキングポールを使って降りるメンバーもいました

下山後、自分の手がすごく浮腫んでいるのに気づきました。腕を組んで歩くと浮腫み防止になるのだとか


 

早朝に登って、昼には帰ってこれるタイトスケジュールでのモニター登山でしたが、歩くペースをもっとゆっくりにしたり、頂上でのんびりできてもいいななどの意見がスタッフから寄せられました。

今はリサーチの段階ですが、来春にはお客様にお届けできるようなプログラムをNPO飛騨小坂200滝のガイドの皆さんとヒダクマとで作っていきますので、どうぞお楽しみに!

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